東京工科大学 大学案内2017
58/144

主な専門教育科目専門実験研究室紹介動画コンテンツWebをCHECK!ナノの視点で革新的技術を追究生命科学・環境コース生物が持つ優れた機能を巧みに応用し、医療や環境保全に役立てるための知識・技術を学ぶコースで、生命科学分野と環境分野からなります。「生命科学分野」では再生医療などに利用される生体機能材料や、生体分子と計測技術を融合させた病気診断用バイオセンサーなど、「環境分野」では微生物を使った環境浄化や、遺伝子組換え技術を活用した砂漠の緑化などの先進技術を修得します。タンパク質や細胞を利用したバイオテクノロジーを深く学ぶことで、幅広い分野で活躍できる人材育成をめざします。センサーなどに関わるバイオテクノロジーについて深く学び、これからの高齢化社会において健康な暮らしに貢献できる人材育成をめざします。生命が持つ極めて精緻な遺伝や代謝の仕組みを理解し、これを医療や健康管理に役立てるための先進技術を学ぶ分野です。再生医療のための生体機能材料や病気診断用バイオ生命科学分野卒業後の進路医薬品製造・販売関連/家庭用品製造・販売関連/化学製品関連/肥料・飼料関連/農林漁業関連/資源・エネルギー関連/CRO(治験業務受託業)関連/病院・医療機関/研究機関 ほか遺伝子・タンパク質工学DNAを増やす、タンパク質を作る、遺伝子の機能を調べる、遺伝子を改変した生物を作る、という遺伝子・タンパク質工学の主要な4つの技術を学びます。さらに、これらの技術の有用性や将来性も理解します。医用組織工学生命科学の進歩により、失った細胞や組織を再構成して、生体の機能を取り戻す技術が実現しつつあります。この講義では、その実用化のための課題や、実用化によってもたらされる恩恵などについて解説します。バイオセンシング酵素や抗体などは分子の細かい違いを見極める力を持っています。生体が持つそのような分子認識能を巧みに計測技術に利用したバイオセンシングについて、その原理や性能、さらに医療への応用例を解説します。生命科学・環境実験(生命科学)生命科学を学ぶうえで、実際に細胞の取り扱いを経験することは必要不可欠です。本実験では、動物細胞に関する基本的な実験技術の修得のため、 培養細胞の継代操作や動物細胞への遺伝子導入実験、蛍光染色による細胞内小器官の顕微鏡観察、細胞からの細胞内小器官の抽出・評価実験などを行います。これらの実験を通して、生命の魅力と実験の面白さを学んでいきます。免疫反応や微細加工技術を融合させた臨床検査の高感度化の研究、タンパク質のナノ化粒子を利用したドラッグデリバリーの研究、低コストなAIDS診断方法の開発などナノテクノロジー的な視点から、生命科学分野に革新的な進歩をもたらす計測・操作・評価技術を開発することをめざしています。このうち計測技術としては、当研究室が得意とする水晶振動子センサーやプローブ顕微鏡などを用いて新しい計測原理を開発するとともに、マイクロ3Dプリンターをはじめとする微細加工技術を活用して、DNAやタンパク質の分子レベルでの解析、培養細胞の計測評価、操作技術の研究などを進めています。ナノレベルの観察が可能なプローブ顕微鏡の実験生命ナノ工学研究室 村松 宏 教授その他の研究室の取り組み学びの成果新井 謙吾 さん森永乳業株式会社2016年3月応用生物学部卒業 東京農業大学第三高校出身(埼玉県)企業と意見交換する第一線を 経験できたのは大きな収穫です。研究発表を行った展示会で、さまざまな企業と研究内容についてやり取りする現場に当事者として関われたことは大きな収穫です。私は人前での発表は苦手でしたが、研究活動を通じて大人数の前で堂々とプレゼンテーションできるようになったことも成長を感じる点です。就職先は、希望通り品質検査部門のある企業に決まりましたが、実験や研究で身につけた品質検査に関わるさまざまな実践的技術が、職場の中で存分に生かせそうです。56TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGY応用生物学部School of Bioscience and Biotechnology

元のページ 

page 58

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です