東京工科大学 大学案内2019
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研究最前線専任教員コンピュータサイエンス学部長 竹田 昌弘教授・経営学修士 ビジネスシステム研究室出身企業:日本ディジタルイクイップメント専門分野:経営組織論、経営戦略論、経営情報論シミュレーション科学研究室教授・博士(工学) 生野 壮一郎専門分野:数値シミュレーション、 ハイパフォーマンスコンピューティングシステムアーキテクチャ研究室教授・博士(工学) 石畑 宏明出身企業:富士通専門分野:コンピュータアーキテクチャ、並列処理コンピュータサイエンス専攻長/ 音声コミュニケーション研究室教授・博士(工学) 大野 澄雄専門分野:情報システム、音声情報処理、 デジタル信号処理バイオ・情報メディア研究科長/ 知的ソフトウェア創成研究室教授・工学博士 亀田 弘之専門分野:思考と言語、ソフトウェア教育、人工知能ゲームと認知科学研究室教授・認知科学博士 Reijer Grimbergen専門分野:人工知能、認知科学、ゲームプログラミング環境分子情報学研究室教授・博士(工学) 杉本 岩雄出身企業:日本電信電話(NTT)専門分野:生体物質工学、表面科学、薄膜工学オープンソースソフトウェアシステム研究室教授・工学博士 田胡 和哉出身企業:日本アイ・ビー・エム専門分野:オペレーティング・システムCSエンターテイメント研究室教授・博士(工学) 松下 宗一郎専門分野:コンピューターエンターテイメントアントレプレナー専攻長/ テクノロジー・マーケティング研究室教授・学術修士 目黒 良門専門分野:マーケティング戦略論、eマーケティングヒューマンインタフェース研究室准教授・博士(工学) 井上 亮文専門分野:ヒューマンコンピュータインタラクション感性・言語コンピューティング研究室准教授・博士(工学) 岩下 志乃専門分野:感性情報処理、自然言語処理、ユーザモデル音声&画像処理研究室准教授・工学博士 大石 邦夫専門分野:信号処理、電子回路知能情報処理研究室准教授・博士(工学) 長名 優子専門分野:ニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズム情報セキュリティと暗号システム研究室准教授・博士(工学) 布田 裕一出身企業:パナソニック専門分野:情報セキュリティ、暗号技術、 暗号方式の形式検証システム開発とグループダイナミクス研究室准教授・博士(システムズ・マネジメント) 森本 千佳子出身企業:TIS専門分野:ソフトウェア開発プロセス、 プロジェクトマネジメント、グループダイナミクスシミュレーション技術・数値計算手法研究室准教授・博士(工学) 山元 進専門分野:凝集体中の電子構造計算、 超大規模行列の反復解法ホームユビキタス研究室講師・博士(工学) 伊藤 雅仁専門分野:ホームネットワーク、 モバイルコンピューティング情報セキュリティ研究室講師・博士(工学) 宇田 隆哉専門分野:ネットワークセキュリティ近年、核家族化が進み、家族団らんの習慣も薄れることが多くなり、家の中でひとりきりで食事をする「孤食」が増えていると言われています。私はその寂しさや味気なさを少しでも軽減するために、モニターの中のバーチャルキャラクター(エージェント)とユーザーが向き合って食事を共にすることができる「共食エージェント・システム」の開発に取り組みました。このような発想に基づく類似システムはいくつか存在します。そのため、私は単にエージェントが一緒に食事をするだけでなく、ユーザーが食事中に行儀の悪い姿勢をとったときに、それを指摘する「姿勢改善機能」を持つエージェントを開発しました。このシステムは、モニターの近くに設置したカメラとセンサーが、食事中のユーザーの姿勢をリアルタイムで検出します。もしユーザーが肘をテーブルにつくなどした場合は、モニターの中のエージェントが動きを止め、ユーザーの肘のあたりを無言で見つめて注意を促します。このように音声に頼らずにユーザーに働きかけを行う機能を採用している点が、このシステムの一番のポイントです。もし、エージェントが声で注意したり、警告音が鳴ったりすれば、ユーザーは気分を害して使いたくなくなってしまうかもしれません。ユーザー目線で人に優しいシステムを追求した結果、音声を使用せずに姿勢改善を促すというアイデアにたどり着いたのです。このシステムの開発で難題だった点は、パソコン側のエージェントの視線をユーザーが肘をついた位置に正しく向けることでした。その実現のために助けになったのが、研究室の仲間からのさまざまなアドバイスでした。ヒューマンインタフェース研究室には所属コースが異なる学生が多く、それぞれの専門知識に基づく意見を聞くことができます。また、各自の活動状況やコメントを自由に書き込んで情報共有できる専用ブログも開設しているなど、風通しの良い環境が整っています。それらの研究や経験を踏まえ、自分で答えを探る力はもちろん、人から聞き出す力など、柔軟な問題解決能力を養えたことは、卒業課題での大きな収穫です。めざしたのは、一緒に食事をしたくなる「バーチャルパートナー」。ヒューマンインタフェース研究室「共食エージェント・システム」による、ユーザー側への注意喚起画面。ユーザーが肘をついて食事をすると、システム側のカメラとセンサーの検知によって、エージェントの視線や文字でユーザーへ「行儀」の注意を促す。2018年3月コンピュータサイエンス学部卒業県立市ヶ尾高校出身(神奈川県)山本 真梨乃 さん株式会社日立情報通信エンジニアリング48TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGYコンピュータサイエンス学部

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