東京工科大学 大学案内2019
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イロイロ探究 School of Computer Science Laboratories研究室ココが実学主義その他の研究室ビジネスシステム研究室/シミュレーション科学研究室/システムアーキテクチャ研究室/音声コミュニケーション研究室/知的ソフトウェア創成研究室/ゲームと認知科学研究室/環境分子情報学研究室/オープンソースソフトウェアシステム研究室/テクノロジー・マーケティング研究室/感性・言語コンピューティング研究室/音声&画像処理研究室/知能情報処理研究室/システム開発とグループダイナミクス研究室/シミュレーション技術・数値計算手法研究室/ホームユビキタス研究室/ヒューマンインタフェース研究室/情報セキュリティ研究室/ネットワークコンピューティング研究室/ブレインコンピューティング研究室/微分方程式研究室 など 2018年度実績情報の安全を守る技術や暗号理論の構築をめざす良い仕事を実現するためのマネジメントを研究エンターテイメントから医療まで見つめたものづくりを発展著しい「深層学習」の理論と応用を追究情報セキュリティと暗号システム研究室 布田 裕一 准教授オペレーションマネジメント研究室 山口 淳 講師CSエンターテイメント研究室 松下 宗一郎 教授人工知能・機械学習研究室 柴田 千尋 講師近年、インターネットで提供されるさまざまなWebサービスや、情報通信技術が支えるネットバンキングなどのサービスを利用する機会の急増に伴い、データの漏えいや改ざんなど外部からの攻撃に狙われる事例が増加しています。当研究室では、暗号技術をはじめとした情報セキュリティや、それを応用した情報セキュリティシステムの研究を行っています。特に、ソフトウェア実装におけるセキュリティの保護技術や、暗号理論・方式の構築、計算機による安全性検証などの研究に力を注いでおり、その成果をインターネットにおける各種システムや自動車などの制御システム、ブロックチェーン、携帯端末などの安全性を確保するために、幅広く活用していくことをめざしています。「最適な仕事(オペレーション)とはどのようなものか」を追究している研究室です。企業が顧客に「製品・サービスの価値」を届けるまでには、数多くの部門や人・作業などが関わり、それらの出来・不出来が、企業がめざす価値の提供を実現できるかどうかを左右します。良い仕事を実現するためにはどのようなプロジェクトマネジメントが必要か? そして、そのためにはICTをどのように活用すればいいのか? これらICTシステムの開発・管理を担うシステムエンジニアにとって重要なテーマに取り組むことが、この研究室の中心的活動です。研究を進めるにあたり、自分の目と耳で仕事の現場を確かめる「フィールドワーク」を重視している点も大きな特徴です。ゲームや音楽をはじめ、エンターテイメント領域を中心に、革新的なシステムを生み出すことを目標に研究を行っています。その一例として、ギター演奏者の手の動きを検知することで演奏技術の向上に役立てる、モーションセンサーを組み込んだ「ウェアラブルデバイス」を開発しました。この開発成果を医療への応用に発展させ、現在外科医師が行う内視鏡手術のトレーニングシステムとして開発研究が進行しています。今後は、装置の小型化を図るとともに、医師の技量評価を的確に行うために、人工知能の研究開発を進めています。また、運動機能に障害を持つ人のリハビリテーションや、子どものタイピング練習など、より多様な用途への可能性が広がっています。人工知能の分野の中で、人間の脳をモデルにした「ニューラルネットワーク」と呼ばれるネットワークを何層にも重ねて高度な知的作業を実現する手法である「深層学習」が、今急速に進化しています。その応用範囲は、画像や文字認識、自動運転、機械翻訳、絵画の自動生成、対話システムなど幅広く、それら各領域において人間と同等以上の能力を発揮するようになってきています。この研究室では、学生自身が興味のある「深層学習」を活用したシステムに関する研究活動と並行して、自然言語処理基盤技術の研究や、確率統計を用いた学習に関する理論の研究など、機械学習の本質的な部分を探究する基礎研究にも力を入れています。あるショップの1人のスタッフの動きを分析した動線分析の図。刻々と変化する現場の状況を、どう把握するかも 研究上重要。腕時計タイプのモーションセンサー内蔵「ウェアラブルデバイス」。今後は医療分野でトレーニング用として、小型化と同時にデバイスへAIの導入を予定している。左:DICOMO2017シンポジウムで優秀論文賞&優秀プレゼンテーション賞を受賞した、研究室所属の阿座上知香さん。右:指導教員の柴田千尋講師。外部攻撃者によるセキュリティの脅威に対して、いかにして情報セキュリティやその応用技術を活用し、データを守っていくのかを、時代を見据えて深堀りする。44TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGYコンピュータサイエンス学部

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