東京工科大学 大学案内2017
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コンピュータサイエンス学部で学ぶ先輩や、夢をかなえた先輩から届いたメッセージをご紹介。その生き生きとした姿の中に、あなたの自己実現のヒントが見つかるはずです。誰もが安心してICTを使える 社会に、自分の力を生かしたい。パソコンやスマホを使っていて突然、身に覚えのないアラートなどが表示されて不安や苛立ちを覚えたことのある人は多いでしょう。私は中学時代のこうした経験をきっかけにネットセキュリティを学びたいと思うようになり、この学部を志望しました。入学後、特に役立ったのは、独自のビジネスモデルの創出に挑戦することで、ICTサービスの実現に必要な、広範な知識と実践的な考え方を学べた3年次の授業。どうやって収益を上げるかなど現実的な視点で発想する訓練にもなりました。また、障害を持つ学生の代わりに授業内容をパソコンで記録する学内ボランティアを経験したことも、自分のスキルを人のために生かす良い経験となりました。卒業後は、希望通りセキュリティ関連の企業へ。将来は、一般の方々が安心してICTを利用するための知識を身につけるリテラシー教育にも携わりたいと考えています。南極越冬隊員員としてて、 酷寒の基地の通信をを支ええままましししたた。KDDI社内での保守運用業務に約5年間携わった後、第55次日本南極地域観測隊の越冬隊員の社内募集で選ばれ、2013年11月から約14か月間、南極大陸に派遣されました。仕事の内容は、昭和基地のLANおよび衛星設備の運用保守をはじめ、他隊員のパソコンのサポートや日本国内の小中学校と衛星通信を介して行われる南極教室の支援などさまざま。南極という特殊な環境のもと、ここでしか味わえない数々の貴重な経験を積めました。在学中に培った多様な知識や技術が、この仕事と自分を紐づける土台となったとともに、昭和基地の生命線であるネットワークを守るうえでも存分に生かされました。卒業研究仮想マシンという言葉をご存知でしょうか。これは実際のコンピュータ上に、ソフトウェアによって仮想的に構築されたコンピュータのことを言います。最近のセキュリティ技術では、外部の攻撃者がネットで実際のコンピュータに不正侵入しようとした際、仮想マシンが攻撃者の情報を分析して防御する方法が生み出されています。こうなると攻撃者としては、侵入先が実際のコンピュータかどうかを事前に判別する必要が生じます。そこで考えられたのが、パケット(データのかたまり)を事前にコンピュータに送り、それが帰ってくる時間を測ることにより判別する方法で、私はこれを卒業研究のテーマにしました。膨大な実験データを可視化する作業に苦労しましたが、仮説と異なる事実などを突き止めたときは大きな達成感を味わえました。また、フランスで開催されたセキュリティ関連の学会に参加して発表を行ったことも貴重な経験です。戸惑いや心配もありましたが、無事に乗り切ったことで自信がつきました。白鳥 まどか さん株式会社ラック2016年3月コンピュータサイエンス学部卒業都立北園高校出身(東京都)Profile濱田 彬裕 さんKDDI株式会社2008年3月コンピュータサイエンス学部卒業森村学園高等部出身(神奈川県)ProfileMessagefrom卒業生Messagefrom新卒者就 職37TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGYコンピュータサイエンス学部School of Computer Science

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