東京工科大学 大学案内2017
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コーオプ教育体験レポートコーオプ教育就 業 先東京工科大学コーオプセンター就業指導就業経験就業報告相談緊急連絡事前事後教育状況把握指導進捗報告 実習報告実習計画 雇用契約 企業訪問学 生長期間の就業経験が学ぶ意欲と就業力を高めます。プロの経験やアドバイスを聞くのが待ち遠しい!これまでに「コーオプ演習Ⅰ」と「コーオプ企業論」を学びました。「コーオプ演習Ⅰ」は、社会で必ず経験することになる必ずしも仲の良い者同士ではないメンバーで、ある目的を持ったグループワークを体験する授業です。前半は新聞記事からひとつのトピックを自由に選び、後半は「サステイナブル工学」に関連するテーマの中から解決課題を決め、グループでの議論の結果を発表しました。多くの意見を調整してまとめることの難しさを痛感するとともに、効果的な発表方法について先生から具体的なアドバイスをもらえたことが大きな収穫になりました。また、「コーオプ企業論」は、経済や企業活動の基本を学ぶ授業ですが、実在の企業の興味深い実例も聞けたことが非常に参考になりました。まもなく始まる「コーオプ実習」で、どんな企業に行くかはまだ決まってはいませんが、自分は未知の環境に挑戦することに喜びを覚えるタイプなので不安はありません。身につけた知識と能力がどこまで通用するのか試しながら、第一線のプロフェッショナルの経験やアドバイスを聞けるのが待ち遠しいです。工学部の先駆的なコーオプ教育の核となるのは、学部の全学生が実際の仕事の現場で約8週間の就業経験を積む「コーオプ実習」です。そして、それに先立つ準備授業として用意されているのが「コーオプ演習Ⅰ・Ⅱ」や「コーオプ企業論」です。工学部のカリキュラムでは1年次より、2つのコーオプ教育科目の学修がスタート。その後、経験することになる企業などでの実習を、より実りあるものにするための土台固めを早い段階からしっかりと行っています。ここでは、実際に機械工学科でコーオプ関連学修を経験している在学生の声を紹介します。寺田 雄貴工学部 機械工学科1年(取材時)都立多摩科学技術高校出身(東京都)コーオプ教育(Cooperative Education)とは、学内の授業と学外での就労経験型学修を組み合わせた教育プログラムのことで、発祥の地とされる北米や欧州では盛んに実施され、多くの成果を挙げています。学生は一定期間、企業で働くことで、就業経験と報酬、大学の単位を手にするとともに、実践力や総合的な社会人基礎力など、従来型のカリキュラムだけでは修得しにくい能力を効果的に身につけることが期待できます。東京工科大学工学部では、このコーオプ教育を「単位認定される正規授業」として、わが国でいち早く導入しています。カリキュラムは、就業経験前の基礎学修から経験後のレポート作成やプレゼンテーションまで体系的に構成されており、円滑な実施をサポートするコーオプセンターの設置や、学生への報酬の支払いなども実現。学生はこのプログラムを通して、実践力、責任感、主体的行動力を身につけ、学修意欲や就業意識の向上につなげていきます。このように、本学が国の施策に先駆けて導入した革新的プログラムは、学内外から大きな注目を集めており、平成27年度より文部科学省の「大学教育再生加速プログラム(AP:Acceleration Program)」に採択されました。これにより、このプログラムは最長5年間、国からの支援を受けて実施されることとなっています。正規授業として学外で就業する、先進的なコーオプ教育を導入コーオプセンターを拠点に一元的に運営をサポートコーオプ教育の運営は、大学内に設置された「コーオプセンター」で一元的に行われます。このセンターにはコーオプ教育担当スタッフが常駐し、コーオプ実習の実施企業の開拓や、企業と大学の双方の意向を反映させた実習プログラムの開発、学生と企業の適切なマッチングなどさまざまなサポートを行います。また、学生と企業からの報告や相談への対応、事務手続き処理など、コーオプ教育の円滑な実施を支える役割を総合的に担います。運営体制長期間の就業を経験できるコーオプ教育インターンシップの実施期間は一般的に短期間(1~2週間程度)ですが、これに対してコーオプ実習は、長期間(約8週間)にわたって企業などで就業することで、より実践的な活動を経験することができます。コーオプ教育は有給にて実施インターンシップは短期間の企業見学や体験がほとんどであり、原則として無給で行われます。一方のコーオプ教育は、学生が企業の一員として長期間にわたり就業を行うため、有給で実施されます。事前・事後教育まで体系化したプログラム通常のインターンシップでも事前ガイダンスがありますが、コーオプ教育は1年間かけてしっかりと事前教育を実施。また、就業経験での発見や収穫を、その後の学修や就職活動に生かす事後教育まで体系化しています。実習プログラムは産学協同で開発インターンシップの実施内容は企業に一任され、大学側はほとんど関知しないのが一般的ですが、コーオプ教育は産学協同の授業科目として単位を認定するため、大学と企業が連携して、より効果的なプログラムを開発します。コーオプ教育にはインターンシップにはない多くのメリットがあります19TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGY工学部School of Engineering

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