東京工科大学 大学案内2018
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東京工科大学の学び社会で生き抜くための数字だけではわかりにくいデータを、コンピュータを使って三次元のグラフや画像にすると、手に取るようにわかりやすくなったり、気づかないものが見えたりします。このように、CG技術により大規模な数値データを画像に変換し、視覚的な解析を可能にする技術を「可視化」といいます。具体的な研究例としては、「動脈瘤(どうみゃくりゅう)の可視化」があります。動脈瘤という血管にできた「こぶ」に、血流により圧力がかかると破裂して重大な障害が生じます。そこで、どれくらいの血液が入ると破裂するのかをシミュレーションしたデータをもとに、三次元の動脈瘤の画像を作り、それを解析することで破裂を避ける方法の解明をめざしています。また、流れ場を数値計算してCGで再現し、実際の計測実験画像に重畳することにより、観察機器を使わずに、実際には目に見えない圧力場を観察できるようにする研究もあります。さらに、社会現象や音楽といった物理現象ではないデータも可視化できます。これまでに本学部では、「Twitterのつぶやきの可視化」や、楽曲のイメージをCG画像化する「音楽の可視化」などの研究も行ってきました。新たな現象の発見や物事の因果関係の解明に役立つ可視化は、幅広い可能性を持つ技術であり、その研究成果には社会のさまざまな分野から注目と期待が寄せられています。メディア学部School of Media Science3Advanced    Research先端研究新たな発見と視点を社会にもたらす 「可視化」技術を開発自然現象や社会現象の解明をはじめ、社会に幅広く貢献する可視化技術。詳しい情報はWebをご覧ください。ステント※配置による動脈瘤内の血流の変化の可視化。可視化によって血流の変化を視覚的に捉えることで、動脈瘤破裂を回避でき、最適なステントの形状や配置を求めることができる。※ステント・・・血管などを内部から拡張することができる 網目状の金属の筒。医療機器として用いられる。  (データ提供:東北大学流体科学研究所 太田研究室)流れ場の可視化。実際の流れをビデオで撮影したものの上に、数値計算結果を可視化し、重ねて表示している。経過時間毎の流れを解析し、その情報をもとに色付けすることにより、任意の流速で渦の発生を可視化することができる。 (データ提供:東北大学流体科学研究所 早瀬研究室)動脈瘤 動脈瘤 動脈瘤内の血流のシミュレーションステント配置後の血流のシミュレーション物体の内部構造を非破壊で可視化でき、医療や故障解析などにも活用されるX線CT。本学部では、CT撮影時に入るノイズ(アーチファクト)を低減させる技術の開発や、ノイズの発生をシミュレーションするソフトウェアの開発にも挑戦している。15TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGY

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