東京工科大学 大学案内2019
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IoTアプリケーションの開発能力を養い、大学から新たな価値と人材を発信産業界との連携による、質の高い学びの実践身の回りのさまざまなモノとモノ、モノと人が無線技術などでつながることで、暮らしやビジネスを便利に変えていくIoT(モノのインターネット)が世界的に注目を集めています。コンピュータサイエンス学部では、学生たちが新たな価値をIoTで実現する取り組み“実践的IoTのPBL(Project Based Learning)教育プログラム”を2017年度よりスタートしました。学生が自分たちの目線で課題を発見し、その解決方法を自由かつ創造的に発想したうえで、アプリケーションの形まで作り上げる。その全工程を、年間を通してじっくりと実体験することで、学生たちは価値あるものを社会に提供していくために不可欠な数々の実践的スキルを修得。時代の先端をIoTで鋭く切り拓くことのできるクリエイティブな人材へと成長していきます。この教育プログラムの特長のひとつは、IoT分野では世界有数の企業PTC社との連携により実施されている点です。IoTアプリ ケーション開発基盤として、世界の現場で使われているPTC社のIoTプラットフォームを用いるほか、同社の専門家を講師に招くこと などにより、学生たちは先進的なIoT技術から産業界のニーズや ビジネスモデルに関することまで、幅広く学ぶことができます。これ までに、スクールバスの運行状況をリアルタイムに把握するシステム、小型模型を使った自動車の自動制御システム、教室の温度を計測し空調の設定を学生たちの投票で決定するシステム、学食混雑監視システムなど、さまざまなものが学生により提案・開発されてきました。学生たちはこの活動を通じて多くの自信を得るとともに、プロジェクトマネジメントの重要性など新たな学びの目標を発見。教育プログラム終了後も意欲を持って自主的に活動する学生も現れています。▶自動車模型を使った、自動制御システムの開発試作モデル。今後未来に向けて、このシステムが他方面でも活用できることを視野に研究する。▶IoTアプリケーションのプログラム制御のベースとなるプログラム。現在、学内での食堂混雑状況お知らせアプリなど、大学の中でも役に立つさまざまなアプリを自由な発想のもと設計し、開発中。▶制作中の「ゴミ収集所お知らせアプリ」システム。自分が住んでいる家とゴミ収集場所が離れている場合に、収集車が回収に来ているかどうかを知らせてくれる。回収されたかどうかが事前にわかれば、収集場所まで確認に行く手間が省ける。重要なことは、生活において「人に役に立つIoTアプリ」を作ること。企業と連携したPBL(Project Based Learning)で最先端IoTアプリケーション開発■ コンピュータサイエンス学部 04先端研究・教育15TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGY

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