東京工科大学 大学案内2019
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CSCCSCCSCDrugs that killtumour cellsbut not cancerstem cellsTumour shrinksbut grows backTumourdegeneratesTumour loses itsability to generatenew cellsDrugs thatkill tumourstem cells▼新しい医薬品使用時従来の医薬品使用時※CSC:がん細胞の親分がん幹細胞説と抗がん剤WCoSBig DataSiriSiriAI技術を援用することで、従来の抗がん剤よりもがん幹細胞を格段に抑制するバイオ医療薬を創生可能に。▼▼▼▼▼▼▼▼ブロックチェーンの仕組み取引データのかたまり(ブロック)不正なデータデータや取引の入力正確なデータの入力が完了参加者の多くのコンピュータがデータの正しさを検証する正しいデータのかたまりが積み重なりデータベースになる×迅速・正確に画像の特徴を見出すAIを利用して、大量の細胞画像の情報から、新しい抗がん剤を探索する技術の開発をめざしています。がん治療は、がんのもとになる「がん幹細胞」の働きを抑制する薬が完成すれば大きく前進すると言われています。「がん幹細胞」の採取・培養は非常に困難ですが、この研究では、多様な細胞に分化する能力を持つ「iPS細胞」に着目。これをがん化させた「がんiPS細胞」に抗がん剤の候補となる物質を投与し、投与前と後に撮影した細胞画像をAIで比較します。その結果、がん細胞の抑制や消失を示す、人の目では判別できない微細な画像の変化をAIが検知できれば、抗がん物質の効率的な発見が可能となり、新たながん治療薬の開発に大きく貢献することが期待できます。AIは今、社会のあらゆる領域に利用が広がる一方、推定や判断をビッグデータに基づいて行うため、元となるデータ自体に問題があった場合、間違った答えを導き出す可能性をはらんでいます。そこで当分科会では、AIが利用・創出するデータ・知識の信ぴょう性を維持するために、仮想通貨を支える仕組みとして誕生した「ブロックチェーン」の研究を進めています。ブロックチェーンは、多くの分散したコンピュータで取引データを共有することによって不正を防ぐもので、物や事の「価値」「正確さ」などを保証する働きを持ちます。本学では、この研究を足掛かりに、AIとブロックチェーンを組み合わせた、世の中に役立つ革新的なビジネスモデルの創出をめざしています。▶マウスのiPSがん細胞株を、2タイプの方法で培養。培養によって形が異なる。(左)接着培養(右)浮遊培養▼ビットコインの取引には欠かせない、ブロックチェーンの仕組み。取引データとなる「ブロック」に関して、参加者のパソコンが「ブロック」を共有。内容の正誤を瞬時に判断し、正解部分だけを積み重ねていくことで、真偽性を証明。今後この正誤判断の部分が、さらに進化し続けていく。▼AI(人工知能)とは、人間が意思判断する際に無数のデータの積み重ねで知識を学習構築したコンピュータが、人間に対して判断支援をするというものとも言える。今後のAIの未来に、期待がかかる。がんiPS細胞に抗がん剤候補物質を投与すると、がんの幹細胞を保つ細胞は緑色の蛍光を示す。この変化をAI学習に活用する。抗がん剤候補物質投与前。幹細胞がどれにあたるのかがわかる。人工知能研究会 バイオAI分科会人工知能研究会 先進AI分科会がんiPS細胞の薬剤検索Smart Blockchainの実現と応用13TOKYO UNIVERSITY OF TECHNOLOGY

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