昭和薬科大学 大学案内2019
21/40

生化学研究室研究テーマ伊東 進/教授 坂田宣夫/講師 中野なおこ/助教 佐野圭吾/特任助教❶ TGF-βシグナル伝達を解明する❷ TGF-βシグナル伝達異常により生じる病気(特にがんと心血管系疾患)の分子メカニズムを培養細胞や遺伝子改変動物を用いて解明する生物薬学系遺伝子変異により生じる疾患の分子メカニズムを探求する 遺伝子に変異が生じ、タンパク質の働きが正常でなくなることにより、私達は様々な病気に罹患します。これらの病気の中で私達は、がんの発症や心血管系疾患がどのようにして起こるのかについて研究しています。特に、細胞増殖や細胞分化を制御し、細胞死を誘導することが知られているTransforming Growth Factor-β (TGF-β)シグナルに着目し、TGF-βシグナル伝達の異常により生じる疾患の分子メカニズムについての解明を行っています。微生物学研究室研究テーマ金本大成/教授 梶川瑞穂/講師 嶋 秀明/助教❶ 細菌の薬剤耐性機構の解析❷ 多剤耐性菌に有効な抗菌物質の探索❸ 病原微生物による免疫回避機構の解析❹ 感染免疫の分子機構の解明生物薬学系感染症の発症機構を様々な手法にて解明し、新しい治療戦略を提案する 我々は、病原体を感染免疫、あるいは薬物治療により排除し、健康を維持しています。しかし、病原体は生き延びるために、我々の感染免疫から逃げる(回避)、あるいは、薬剤耐性を獲得します。これにより、我々は命を落とす深刻な状況になり、大きな社会問題となっています。私たちは、これらの問題に様々な手法を用いて立ち向かっています。病気の原因をイメージングする薬品物理化学研究室研究テーマ秋澤宏行/教授 宿里充穗/講師 尾江 悟/助教 水野雄貴/特任助教❶ がんイメージングのための新しい分子プローブの開発❷ 分子プローブの体内動態制御法の開発❸ 精神・神経疾患の画像診断のための分子プローブの開発❹ 脳内分子のイメージングによる疾患メカニズムの解析❺ ホウ素中性子捕捉療法を目的としたホウ素含有薬剤の開発 「病気の原因は何で、体のどこにあるのか」という情報は、治療を行う上でとても大切です。このような情報を、一目で分かるように画像として表すことができる「分子イメージング」という技術があります。この技術では、「分子プローブ」というものを患者さんに投与し、そのシグナルを検出して画像を得ます。当研究室では、この分子プローブの開発を通じて、医療への貢献を目指しています。物理薬学系薬品分析化学研究室研究テーマ唐澤 悟/教授 小林茂樹/准教授 鈴木憲子/講師 渕 靖史/特任助教❶ がんを光らせるMRI造影剤や蛍光物質の開発❷ 温度や光などの外部刺激に応答するスマート分子の開発❸ フリーラジカルや活性酸素種の消去法の開発とその細胞レベルでの活性酸素種消去活性に関する研究❹ アルツハイマー病関連アミロイドβタンパク質の凝集機構および凝集阻害剤開発に関する研究❺ 無機材料の合成と物性などの基礎研究および医療・環境分野への応用研究物理薬学系最先端の機器を使って、「疾病」、「環境」、「特異な分子」を分析する 「がん」をはじめとする様々な疾病の早期発見は多くの人の願いです。その実現のためには、1)疾患の患部へ集まる「仕組みや薬」の開発、2)集まったことを確かめる分析機器が必要となります。当研究室では、「がん」、「アルツハイマー」などの疾病の発見や治療を目指した研究を、「機能性分子の開発」と「最先端の分析機器」を使って行っています。また、ダイオキシンや放射線などの環境中の有害物質が分析できる無機材料や有機分子の開発も行っています。19

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る