日本大学生産工学部 学部案内2019
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教養科目では、人文・社会科学に関する授業を通して、多面的なものの見方や多様な価値観を認める力を養う場を提供しています。これは、社会の一員として自立する上で大変重要な素養です。また、学科の垣根を越えて履修できるので、異なる価値観とスキルを持つ学生間での相乗的な学修効果も期待されます。特に教養課題研究では、教員ごとにテーマを設定し、少人数で学生の自主性を尊重した授業を展開しています。白熱した議論になることもあり、学生のエネルギーを感じることができる授業ですね。基盤科目は専門分野を学ぶ上で必須であり、工学を学ぶための土台を築きます。自然科学(数学、物理学、化学)と情報科学、英語を含む共通科目では、将来どの分野にも携われるよう、幅広い工学的基礎を学ぶことができます。また、連携科目では、専門科目での学びにスムーズにつながるように、共通科目の内容を深め、専門科目との関連性を学びます。いずれの科目群においても、教員と学生、学生同士の繋がりを深めて主体的に学べる環境を大切にしています。生産工学部では、経営がわかる技術者を育成するために、「ものづくり」と「ことづくり」が融合する教養を学べる独自の取り組みをしています。経営視点のベースとなるものが教養科目に凝縮されているため、一つの専門性を極めるだけではなく、物事を俯瞰して考えられる人へと成長してもらいたいと思います。教養・基礎科学系が担当する科目群は、大きく分けて教養科目と基盤科目の2つから構成されています。これらの科目群を学ぶことによって、豊かな教養と自然科学に関する基礎知識を身につけた、高い倫理観を持つ技術者としての第一歩を踏み出すことができます。教養・基礎科学系の教員が考える各科目の存在意義、そして学生へ期待することとは?藤田今の時代、いいモノを作るだけでは物は売れません。商品を生み出す背景、文化、消費者のライフスタイル、商品を売った後のマーケットの拡がりなど、多角的に考える「ことづくり」がヒット商品開発のカギを握っていると言われています。もっと教養・基盤科目を学んでおけば良かった…と社会に出てから後悔しないように、自分の専門とは一見すると関係がなさそうに見える分野科目の学びにも積極的に取り組み、人としての幅を広げてほしいと考えています。̶ 教養・基盤科目を学ぶ目的は?̶ 学生へのメッセージ平塚藤田平塚工学を学ぶための土台を固めて、発想力豊かな技術者になる教養・基礎科学系教養・基礎科学系准教授 平塚 博子教養・基礎科学系教授 藤田 育嗣67

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