日本大学生産工学部 学部案内2018
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ラムサール条約の登録湿地に認定されて以降、谷津干潟の環境は大きく変化しています。そこで、その変化の要因や変遷を評価し、今後の保全のために役立てたいと考えています。河川における生物多様性の保全のためには、生育する水生生物の生息場を創出しなければなりません。そこで、新しいアプローチにより生息場創出のための技術開発を行っています。CLOSE UP研究室水圏の環境保全や創出、水循環に関する課題解決を目指す河川や湖沼、沿岸域の環境を適切に評価することは、自然環境との共生を踏まえた社会づくりを行っていくには重要です。そこで、当研究室では水圏の環境保全や創出を目標とし、さまざまな手法を併用して研究を行っています。武村 武 研究室TOPICS社会のこんなところで応用されている河川や湖沼における植物や底生生物等の生育・生息基盤の物理的環境の調査や評価、また事業後の環境予測を行うことが可能となります。谷津干潟の水圏環境の未来を考える水生生物の生息場創出のための技術開発環境安全工学科環境安全コース4年埼玉県立松伏高等学校出身准教授・博士(学術)研究室では毎月、研究の現状報告会があり、お互いの研究をフォローし合いながら、知見を広めることができます。現在は、絶滅危惧種に指定されたニホンウナギの保全を目的とした研究を行っています。共同研究者である仲間と実験器具を一から作成し、試行錯誤しながら結果を出していけると達成感を感じますし、何より研究が楽しいです。自然環境との共生を考えた水圏づくりは、持続可能な社会づくりには必要不可欠であり、その実現のためには、多様で複雑な問題に立ち向かうための幅広い知識や柔軟な思考力、それを活かす技術などが必要になります。環境安全工学科で学ぶことにより、既存の枠組みを超えたさまざまな学問に対する関心を持ち、繋げていく応用力を身につけましょう。武村 武吉田 向希さん学生先生62

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