日本大学生産工学部 学部案内2018
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モノの環境負荷を把握する私たちの身の回りにはさまざまな製品やサービスがあり、それらを利用して生活しています。そして、それらを利用することにより、環境へ負荷をかけています。携帯電話の製造はどれだけ環境に負荷を与えているでしょうか?ライフサイクルアセスメントは、製品やサービスのライフサイクル全体で使用されるエネルギーや天然資源や環境へ排出されるさまざまな汚染物質や副製品などを定量的、客観的かつ科学的に分析し、環境影響を評価する方法です。一つの製品の資源採取、製品製造、流通、販売・購入、使用、そして廃棄・リサイクルまでの各段階における環境負荷を把握し、環境負荷の少ない商品の開発や設計などに利用されます。講義では、ライフサイクルアセスメントの考え方と手法を講述しています。CLOSE UP授業ライフサイクルアセスメント(共通科目 専門工学科目)安全なものづくりのためにリスク概念を導入し、安全について学ぶ私たちの生活とその生活を豊かにするためのものづくりに安全は欠かせません。薬やプラスチックなどの化学物質、自動車やそれらを構成する機械、道路や橋などの建設など、ものづくりにはときとしてさまざまな形でヒトやモノ、環境に被害をもたらすことがあります。これらの安全に対する考え方として工学的リスク概念が国際的に定義されています。リスクを定量的に評価・判断し、事故を未然に防ぐ予防安全と、万が一起きたときに被害を最小限にする危機管理対策を行うことによって安全で持続可能な社会の構築につながります。講義ではリスクの概念からリスクの評価方法と安全対策の考え方について講述します。私たちは地球環境の変化とそれに付随するさまざまな環境問題に直面しています。これからは地球環境と生態系サービスを回復させながら全ての人に必要な利益を提供し、将来世代に引き継ぐために、自然との共生の実現のため環境共生技術として現在社会で用いられている技術、関連法令や規格に関する知識と理解を深めるとともに、その成果を世界に発信できる技術者を養成します。環境安全コース地球温暖化による気温上昇により、利用エネルギーの転換問題が引き起こされています。持続可能な発展に向け、エネルギー利用の高効率化、省エネ技術の促進、新規材料開発や製造方法改良といった持続可能な社会に向けたエネルギーの創出、利用のために必要な基礎的な知識を学び、総合的なエネルギー化の管理について必要な知識と理解を深めるとともに、その成果を世界に発信できる技術者を養成します。環境エネルギーコースCLOSE UP授業リスクマネジメント(共通科目 専門工学科目)60

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