日本大学生産工学部 学部案内2018
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化学工学との出会いが世界を変えた山本 良さん日本リファイン株式会社2005年3月卒業千葉県立実籾高等学校出身応用分子化学科は化学、物理、生物と科学分野を広く学習するカリキュラム。私は中でも高分子化学や化学工学の授業を比較的多く履修していました。3年次の思い出深い授業は化学実験の実技授業。いろいろな分析機器・器具に直に触れ、行った測定作業や各試験は今の仕事でも基礎分析技術として役立っています。3年次の生産実習では化学工学系の研究を経験。それを境に化学工学が面白くなり、4年次は化学工学系の研究室を選択。当時完成したばかりの学術フロンティア・リサーチ・センターで1年目の立ち上げの研究テーマに取り組みました。日本リファインは、製薬会社をはじめとしたお客さまの化学工場から排出される使用済溶剤を回収し、蒸留することでまた使える状態にする精製リサイクル等を行っています。私はその中で開発を担当。分離できるかどうか、どの設備・工場で精製できるか、それにかかるコストを計算し、安全性の評価も行っています。この仕事を選んだ理由は化学工学に携われるから。学生時代、化学工学を専門とする研究者のもとで生産実習を行い、効率的に、かつ環境に優しいものづくりを行っていく上で、ものづくりのプロセスそのものを最適化していく化学工学は欠かせないものであることを学びました。それだけにものづくりの現場で必要とされる化学工学の感覚を持つ人材は、海外ではオールラウンダーとして高く評価されています。それを知って将来自分の進むべき道が見えました。その後、気液平衡のデータを扱う研究室に所属。化学工学はそうした基礎データを取得した上で、プロセス設計していきますので、そこでの学びが仕事にダイレクトに活かされています。近年、日本の製造業は競争力を高めるために海外にその製造拠点を移しています。そうした中で学生のうちから海外も視野に入れること。またこれは私自身社会人になって痛感したことですが、企業では答えがない中で手探りで開発を進めていく場面も多い。そういったときに、一つだけでなく複数の専門を持つことでいろんな発想ができるようになり、それがブレークスルーにつながることもあります。これからの技術者に求められるものだと思います。おもな就職先目指す資格就職業種取得できる資格修習技術者(技術士補)※国際化学技術者コース修了毒物劇物取扱責任者中学校教諭免許状【理科】(1種/教職課程を履修)高等学校教諭免許状【理科】(1種/教職課程を履修) 高等学校教諭免許状【工業】(1種/教職課程を履修)(株)DTS、(株)IDOM、(株)JALエンジニアリング、(株)アルプス技研、(株)コジマ、(株)サクラクレパス、(株)システナ、(株)スリーボンド、(株)トラスト・テック、(株)パーカーコーポレーション、(株)伊藤園、(株)巴商会、(株)牧野フライス製作所、テクマトリックス(株)、フジッコ(株)、メタウォーター(株)、岡三証券(株)、共同印刷(株)、三菱化工機(株)、山九プラントテクノ(株)、小松精練(株)、東亜ディーケーケー(株)、北沢産業(株)、SMBC日興証券(株)、不二サッシ(株)、(株)サイバーコム、(株)シグマ、市原市教育委員会、群馬県教育委員会、(学)明星学園 浦和学院高等学校技術士Fundamentals of Engineering(FE)公害防止管理者計量士(環境・一般)甲種危険物取扱者エネルギー管理士建設業製造業金融・保険業医療・福祉教育・学習支援業複合サービス業運輸業情報通信業サービス業その他進学卸・小売業不動産業飲食店・宿泊業私の4年間GRADUATE'S VOICE46

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