日本大学生産工学部 学部案内2018
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このコースでは、日本技術者教育認定機構(JABEE)の基準に基づいて教育プログラムを構成しています。数学や物理、化学、生物といった自然科学系の知識に加えて、情報処理技術、国際的なコミュニケーション能力の育成にも力を入れています。 国際化学技術者コースバイオエネルギー、食品および、医薬産業などを支えるタンパク質を学ぶすべての生き物が生きていられるのはタンパク質の働きのお陰です。多種多様な生き物の中では多数のタンパク質が働いており、それらの中には驚くような機能を持つものも存在します。そのため、これまで化学的な合成手法により製造されてきた材料の一部は、タンパク質の働きを利用して製造されるようになってきました。タンパク質応用の代表的な例としては、洗剤への添加、バイオエネルギー生産、食品加工、繊維加工、医療診断、そして医薬品原料の製造などが挙げられ、ますます活躍の分野は広がっています。この授業では世の中で活躍するタンパク質を学修してもらうことで、その応用設計から生産までタンパク質を使いこなせる人材の育成を目標にしています。CLOSE UP授業酵素工学化学の知識をベースに、生体機能の利用やバイオテクノロジーを基盤とするものづくりができる技術者を育成します。バイオテクノロジーを駆使するのはもちろん、物質から生命まで幅広い知識を身につけることで、化学技術者としての豊かな創造性も育みます。生命化学コース課題解決型学習で化学の「ものづくり」デザインを学ぶ化学製品を合成、精製あるいは分析するなどの化学プロセスは効率だけではなく、安全性、経済性などを考慮しなければなりません。この科目はエンジニアリングデザイン能力を育成する科目として、専門科目で学んできたことをもとに、これらの制約条件下でどのように化学プロセスを構築するかをグループワークにより学びます。履修生はまず、効率、安全性あるいは経済性などの視点で個々に化学プロセスを立案し、チームとして案をまとめて他の履修生に提案します。この提案に対し、どの案を採用するかを履修生全員で評価します。グループワークごとに自分の得意・不得意な点をルーブリック(評価基準)により確認し、改善の指標とします。CLOSE UP授業化学プロセスデザイン(S)グリーンケミストリーを視野に入れた工学的なものづくりを学ぶ化学が関わる「ものづくり」はグリーンケミストリー(GC)という概念に基づいています。GCの概念は12の条文により表され、環境負荷が小さいことはもとより、原料の有効利用や省エネなどが求められます。そして、製造過程(プロセス)全体にわたる最適化により、【持続可能な社会の構築】を目指します。応用分子化学科では「クリーンからグリーンへ」というキャッチコピーのもと、GCを軸とした教育・研究を行っています。この触媒反応工学では、資源、エネルギーの両面から化学反応を効率よく進行させるために使用される触媒に焦点をあてた講義を行い、その機能を理解し、工学的に利用できる化学技術者の育成を目標にしています。分子レベルの視点から、新しい材料や物質をつくり出すことができる技術者を養成します。ナノテクノロジーを駆使して、ものづくりの基礎から応用まで含めた幅広い知識を修得。これら総合的な知識を土台に、それぞれが目指す専門的知識と能力を獲得します。物質デザインコースCLOSE UP授業触媒反応工学42

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