日本大学生産工学部 学部案内2018
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建築工学科建築総合コース4年八千代松陰高等学校出身鎌田研究室では試験体を自分たちでつくるなど実験が多く、工具の使い方をはじめさまざまなスキルが身につきます。私は現在、テーパー製材のたわみ試験やCLTの壁試験等を行っていますが、まだ広く日本に普及していないものに携わることができること、また、それが実社会で使われるようになる日が来るかもしれないと思うと研究が楽しいです。木材は、地球環境のみならず、人の生活にも優しい材料です。また、人間の生活には欠かすことのできない酸素の供給者でもあります。建築学とは、人々の生活に根ざした学問です。建物だけを見て考えるのではなく、建築物を通して、より広い世界を見られるような人物を目指してもらいたいと考えています。鎌田 貴久山田 瞬さん学生先生専任講師・博士(農学)CLOSE UP研究室ヨーロッパでスタートしたCLT構法は、まだまだ発展途中の構法です。日本スタイルの構法があるのではないかと発想し、構法の開発に取り組んでいます。伝統木造では、丸太に近い形のままの木が利用されます。多様な形状のまま利用する技術の一つとして、木材の非破壊検査に取り組んでいます。 住宅から大型木造まで、木質構造の可能性を探求する千年以上の古より、日本人は、木とともに生き、大型の木造建築物をも作り、使い続けてきました。昨今、木質構造は新たな段階を迎え、古い技術だけでなく、新しい構造へ大きな転換期を迎えています。鎌田 貴久 研究室社会のこんなところで応用されている新しい板材料(CLT)は、世界の木造を変化させ、世界では7階建の集合住宅などができています。日本ではまだまだ応用例が少なく、応用技術の提案を行っています。新しい木質(CLT)構造への挑戦木の強さを予測し、最大限に活用するTOPICS39

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