日本大学生産工学部 学部案内2018
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電気電子工学科eコミュニケーションコース4年都立井草高等学校出身研究内容が実生活と結びついており、研究の将来性や発展性がイメージしやすい点が霜山研究室の魅力です。また、複数ある研究題材の中から自分がやりたい研究を選ぶことができます。現在は和太鼓を自動演奏するシステムの研究を行っていますが、制御方法やプログラムとして表す方法を自分たちで考え、その通りに装置が動いた時の達成感は大きいです。人をはじめ動物の耳は2つしかありません。進化の過程で耳の数が定まったわけですが、不思議ですね。生き物に対する畏敬の念から、2つのマイクロホンだけでどこまで代用聴覚としての機能を高められるか、という目標を掲げています。マイクロホンが多いほど機能の実現は容易ですが、あくまで両耳聴システムにこだわっています。霜山 竜一関 勝馬さん学生先生教授・博士(工学)CLOSE UP研究室和太鼓を自動演奏するシステムを開発しました。ほぼ楽譜どおりに演奏できます。今後はバチを2本に増やしてテンポの速い曲を演奏させます。両目に自動焦点カメラ、両耳にマイクロホンを装着したロボットを使い、音源の動きを検出する実験をしています。応用例としてウェアラブル聴覚支援システムを開発中です。生物の仕組みを模擬したロボット-Bioinspired 両耳間位相差から、音源の動きや周囲の環境の変化を検出する研究をしています。応用としては、イヤホン型マイクロホンで検出した音を処理して、音源の方向や動きなどを聴覚障碍者に伝えるウェアラブルシステムなど。霜山 竜一 研究室社会のこんなところで応用されている聴覚支援機器は聴覚を補助するものが主流です。近い将来に聴覚障碍者は、ハイテク聴覚支援システムを装着して健常者と同等、またはそれ以上の能力を獲得できるでしょう。和太鼓自動演奏システムロボット聴覚による音源の動きの検出TOPICS27

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