日本大学生産工学部 学部案内2019
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● 研究室所属 4年生の4月に研究室配属● 研究内容決定希望調査を取った後、先生と面談をしながら研究内容を決める● スキルアップ実験 配属された仲間とチームを組み、実際に車両を使って基本的な装置の使い方の習得から解析、考察までの一連の流れを身につける● 先行研究の調査 自分の研究関連において過去学内外でどのような研究が行われているかを調べる● 実験・解析 実験の計画を立て、実際に装置を動かしてデータを取る。また、取ってきたデータを計算ソフトやシミュレーションソフト等を用いて解析● 中間研究室発表会 研究室内でそれまでの成果を発表。先輩・先生にアドバイスをいただき、今後の研究活動に反映していく● 実験・解析 前回の実験の反省点を踏まえて、実験・解析を行う● 研究室発表会 解析結果や考察、今後の課題を明確にし、卒業論文発表に向けて発表練習を行う● 学会発表 これまでの成果を形にし、学外での発表を行う● 卒業論文概要作成・提出 4月からの成果をまとめる● 卒業研究発表 1年間の成果を発表● 学会発表 これまでの成果を学外で発表研究の流れ恵まれた出会いと共同研究の学びが、一生の財産に 研究ロボットのCMや、自動車がロボットへ変形する映画--。高校の頃からロボットに興味があり、つくりたいという憧れがありました。入学を決めたのは、学科の研究室紹介を通して二輪車を操縦するライダロボットと出会ったから。その感動が忘れられず、1年生から景山研究室へアポを取って実験を見学していました。4年になって研究室に所属し、最先端の車両の開発に関わる研究に取り組んできました。他の研究室にはない特長は、4~6月にスキルアップ実験を行うこと。チーム体制で実際の車両を使って実験から考察までを経験し、卒業研究に役立つノウハウを習得しました。並行して主に研究したのは、PMVという新しい小型3輪自動車。車の動きを細かく分析するだけでなく、その車に乗るドライバーがどのように感じるのかも併せて評価することで、ドライバーが安全に心地よく運転できる車両特性を見出すことが目的です。最大の魅力は、自動車工学リサーチ・センターを活用し、賛同している他大学や企業の方と共同研究を行えること。一緒にPMVの研究に携わる名古屋大学を何度も訪問し、実験を重ねました。はじめは分からないことばかりで、景山先生との打ち合わせで指摘を多くされていましたが、過去の論文を調べる、先輩に相談して研究のヒントをもらうなど、自ら行動を起こして少しずつできることが増えるように。自らの考察が先生の考えと合うようになって褒められたときに、研究の面白さを改めて実感しました。卒業研究の集大成を発表した学会では、ベストぺーパー賞とベストプレゼンテーション賞を受賞することができました。これまでサポートしてくださった企業および他大学の先生方からお祝いの言葉をいただき、これまで頑張ってきて本当に良かったと思いました。進路に悩んだ時期もありましたが、奨学金制度の後押しがあり、また先生や先輩たちが親身になって相談に乗ってくださったおかげで、今後は大学院へ進学予定です。研究室での先生や良い仲間との出会いに感謝しています。つい先日、二輪車の免許を取得し、楽しいものであると同時に転倒や事故が怖いものだと思いました。この実体験に基づく気づきなどを研究に活かして、将来は自動車メーカーに就職し、多くの人が安全に乗ることができる車両開発などに携わりたいです。22

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