日本大学生産工学部 学部案内2018
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機械工学専攻1年都立上野高等学校出身研究内容やその進め方に関して、自分のテーマの範囲でやりたいことを考えて自由に取り組めるような環境が整っています。現在は、鉄道のレール(軌道)の予防安全のための研究を行っていますが、共同研究先である企業の方との打ち合わせなどで意見をいただく機会も多く、自分の研究に実社会のニーズがあることを実感でき、やりがいを感じます。鉄道は安全で省エネルギーな乗り物ですが、大事故が発生すると多数の死傷者が出るため、安全性を常に確保することが極めて大切です。そのためには、軌道や車両の状態を監視し、異常が発生する前に対策を行う予防保全が有効です。私たちの研究室では、予防保全を目的としたさまざまな状態監視技術の開発を行っています。また、人の脳活動から好き・嫌いの情動を読み取り、マーケティングに応用する技術開発も行っています。綱島 均小田嶋 舞さん学生先生教授・博士(工学)CLOSE UP研究室鉄道の安全性を確保するためにはレールの保守管理が重要です。綱島研究室では営業車両に加速度センサやジャイロ、GPSを取り付け、車体の揺れからレールの状態を診断するシステム(写真)を開発・製品化しました。綱島研究室では、学生の問題解決能力の向上と機械・電気電子・情報分野の総合的技術を習得するために、毎年、メカトロニクスコンテストに参加し、ロボットの製作に取り組んでいます。鉄道システムから脳機能まで人に役立つ研究に取り組んでいます鉄道システムの安全性向上に関する研究、脳機能の計測を応用した人間工学、医療工学に関する研究を行っています。最近では、ブレイン・コンピュータ・インターフェース技術の開発、自動車運転時のドライバの脳機能計測、快・不快情動の検出について研究を行っています。綱島 均 研究室社会のこんなところで応用されている鉄道の安全性を確保するためには、レールの保守管理が非常に重要です。綱島研究室では、営業列車の動揺からレールの診断を行うシステムを開発しました。現在、レール状態診断システムとして製品化されており、地方鉄道の軌道保守管理に活用が期待されています。車体の揺れからレールの状態を診断メカトロニクスコンテストに向けてロボット製作TOPICS21

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