日本大学生物資源科学部 学部案内2019
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72くらしの生物学科Department of Bioscience in Daily Life食品、生物、環境など、私たちのくらしに身近なさまざまな情報を、科学の目で正しく理解・判断する知識と能力を身につけ、それらに関連する諸問題の解決に、社会と連携して取り組んでいく行動力ある人材の育成をめざします。江戸前とは、東京湾やそこで得られる海の幸のこと。アナゴやキスなどが有名ですが、千葉産の海苔もそのひとつ。なんと200年もの歴史を誇る、地域の隠れた名産品です。住まいと環境研究室では、学生たちがチームをつくり、試食販売や市場調査など、ちば海苔の消費拡大プロジェクトに取り組んでいます。「私たちの研究室では、個人単位の卒業研究と、チームで行うプロジェクト活動が学びの両輪になります」と話すのは、小谷幸司准教授。「自分の興味に基づき進める卒業研究に対し、プロジェクト活動は地域の方々から課題をいただき、それを解決していくところに大きな特徴があります」現在、プロジェクト活動として動いているチームは、ちば海苔を含めて6つ。小田原柑橘(特産品開発)、地方創生カレッジ(動画教材制作)、大山千枚田(環境保全)、緑化デザイン(製品開発)、パークマネジメントです。活動の狙いについて小谷准教授は、「この学科がめざす『広い知識を持ち社会の中で行動できる賢い生活者を育てる』というコンセプトに合致するもの」と、強調します。「実社会では机上のみで得た知識や理論はあまり役に立ちませんし、一人だけで活動することもほとんどありません。地域で実際に生じている課題を現地で体感し、チームで最適な答えを見つけていく活動は、学生にとって貴重な経験になると思います」江戸っ子だってね、海苔食いねぇ。住まいと環境研究室72

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