日本大学生物資源科学部 学部案内2018
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54漁網の研究で、漁師の力になりたい。工場やフィールドも、刻々と変化する生きた研究室。所属する魚群行動計測学研究室は、高校生の頃から気になっていた研究室でした。実家が小田原魚市場の近くの漁師町にあり、周囲に漁業関係者も多く、ここで学べば自分も漁師さんの役に立てるんじゃないかと思ったことが入学のきっかけです。研究室では、定置網での魚の行動や、定置網のジャマものであるサメよけなどの研究を行い、卒業後は漁網のメーカーで仕事をしたいと考えています。以前、友人のお父さんで漁師をやっている方に、この学科で勉強していることを話したら、手間がかかるのに定置網を上げて、いろいろ詳しく教えてもらったことがありました。そんな人たちの期待に応えられるよう、今後も頑張って研究を続けたいと思います。茨城県つくば市にあるマルハニチロ株式会社の中央研究所で、水産加工食品(すりみやフィレ)の原料であるスケトウダラの鮮度保持に関する調査・研究などを行っています。大学の研究室との違いは、実際に工場などの現場に足を運び、初めて会った人たちと話をしながら調査を進めていくことでしょう。スケトウダラの本場はアラスカなので、私も年に2回、3週間ほど自社工場のあるアラスカに出張しています。所外での仕事は天候に左右され、資材も不足するなど苦労も絶えません。しかし、刻々と変化する現場の状況を把握しながら、それに沿った研究ができるというのは楽しいですね。水産の製造現場には改善する余地も多く、士気も上がります。一緒に海で研究する仲間たち研究所で魚肉の分析中厳寒のアラスカも職場です網用のカメラを先輩とチェック在校生インタビュー卒業生インタビュー資格と就職資格(一部変更になる場合があります)将来の活躍分野【取得できる免許・資格】高等学校教諭1種免許(理科、水産)、中学校教諭1種免許(理科)、食品衛生責任者、修習技術者【任用資格(卒業後の実務経験により取得できる資格)】学芸員、飼料製造管理者、食品衛生管理者、食品衛生監視員、環境衛生監視員、家庭用品衛生監視員【受験資格】化学分析技能士、甲種危険物取扱者、バイオ技術者認定試験(中級・上級)食品・飲料・乳製品などの製造・加工・流通、国家・地方公務員、水族館、博物館、研究所(食品開発・品質検査など)、海洋環境アセスメント、製薬、建築など、卒業生はバラエティ豊かな分野で活躍しています。大学院への進学も増加しています。最近の主な就職先東京都教育委員会神奈川県教育委員会静岡県教育委員会日本大学高等学校・中学校(株)横浜八景島(株)サンシャインエンタプライズ(株)京急油壺マリンパークマルハニチロ(株)(株)極洋横浜冷凍(株)2016年度 卒業生の主な就職分野海洋生物資源科学科高橋 拓郎さんマルハニチロ株式会社中央研究所リサーチ二課 勤務代田 和也さん 2008年 海洋生物資源科学科 卒業

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