日本大学生物資源科学部 学部案内2018
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42憧れていた学問を、夢中になって学べる喜び。小さな相棒とともに、日本の畜産を守る。高校生の時に生物地理学の本を読み、進化論や生態学などに興味を持ちました。でも都内の生物系の大学は、バイオテクノロジーなどを教えるところが多かったのです。いろいろ探してみた結果、動物資源科学科なら自分の好きなことが学べそうだと考えて入学を決めました。3年次からは野生動物学研究室に所属。今はキャンパス内に生息するモグラの坑道にセンサーを入れ、その生態などについて調べています。私たちの研究は小さなものかも知れませんが、ダーウィンの進化論だって様々な研究結果から得られた小さな成果の積み重ねによって生まれたものです。大きな発見につながる可能性を秘めた、とてもロマンのある学びが、この学科ならできると思います。大学の授業で職業紹介があり、動物検疫所のことを知りました。それ以前は動物と直接触れ合える仕事に憧れていましたが、公衆衛生に関する授業で口蹄疫や狂犬病などの被害について学び、国内の動物を守る検疫の仕事に興味を持つようになりました。現在は農林水産省動物検疫所成田支所で、検疫探知犬を使った探知業務を担当しています。探知犬は、旅行者の荷物から肉製品などを嗅ぎ分け、座って知らせるよう訓練された犬。私はアメリカのトレーニングセンターで研修を受け、ハンドラーとなりました。探知犬はつねに同じハンドラーと行動するため、まさに相棒のような存在。この子が活躍できるかどうかも、私次第なので、楽しさと同時に責任も感じています。動物資源科学科阿部 里穂さんモグラの標本も研究材料探知犬は一人一頭のまさに相棒お客様に配慮しながら荷物チェック学内でモグラ穴を探索中在校生インタビュー卒業生インタビュー資格と就職資格(一部変更になる場合があります)将来の活躍分野【取得できる免許・資格】高等学校教諭1種免許(理科、農業)、中学校教諭1種免許(理科)、家畜人工授精師、食品衛生責任者、全国乗馬倶楽部振興協会技能認定5・4級【任用資格(卒業後の実務経験により取得できる資格)】学芸員、飼料製造管理者、食品衛生管理者、食品衛生監視員、環境衛生監視員、家庭用品衛生監視員、酪農教育ファームファシリテーター【受験資格】化学分析技能士、甲種危険物取扱者、バイオ技術者認定試験(中級・上級)食品や飼料の製造・加工・流通関連、医薬品の製造・販売関連、公務員、教員などのほか、動物園飼育員、警察犬訓練所、博物館、動物保護団体などで活躍している卒業生もいます。大学院へ進み、研究職に就く者も増えています。最近の主な就職先(独)家畜改良センター(公社)日本食肉格付協会島根県畜産試験場農林水産省 動物検疫所藤沢市役所よこはま動物園ズーラシア仙台市八木山動物公園(株)マザー牧場横浜市立金沢動物園全国酪農業(協組連)2016年度 卒業生の主な就職分野農林水産省 動物検疫所成田支所 旅具検疫第2課 勤務岩永 真希さん 2012年 動物資源科学科 卒業

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