日本大学生物資源科学部 学部案内2018
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13動物の飼育・展示だけでなく、保護や繁殖、研究、教育、エンターテイメントの提供など、多様な機能を持つ動物園。そこで働く生物資源科学部の卒業生たちは日々、どんな仕事に、どんな思いで取り組んでいるのでしょう。ここではズーラシアのスタッフとして活躍している3人の卒業生のメッセージをご紹介。仕事の内容は違っても、責任の重さと、それに負けないやりがいの大きさは共通です。ズーラシアの開園以来、インドゾウの飼育係を担当しているほか、インドライオンやスマトラトラ、マレーバクなど主にアジアの動物の飼育管理に携わってきました。このうち、ゾウが他の動物と大きく違うのは寿命の長さです。80~90年くらい生きる場合もありますから、ゾウの担当者は、自分がリタイアして次の代にバトンタッチしたときのことまで考えておかなければなりません。たとえば将来、ゾウの体のあちこちが衰えてきたときにケアや治療を嫌がらないように、若いうちから慣らしておくことが大切なんです。私が初めて動物園の仕事を経験したのは在学中のことです。横浜市にある金沢動物園で、アルバイトとしてインドサイの飼育業務に関わりました。その後、自分の研究の一環としても同じインドサイの栄養分析などを行い、野生動物を相手にする仕事への興味がどんどん強まりました。また、大学では、キャンパス内で飼われているウシの世話を経験。これは大型の動物を扱う良いトレーニングになりました。これからは積極的に海外に足を運び、現地の動物園関係者と交流を深めるなどして、知識や視野を広げたいと考えています。そのために今、英語の修得に力を入れて取り組んでいます。古田 洋さん横浜市立よこはま動物園ズーラシア飼育展示係1999年畜産学科(現 動物資源科学科)卒業 岐阜県立各務原西高等学校出身

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