日本大学生物資源科学部 学部案内2019
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09大学院修了まで在籍していた生命化学科の食品化学研究室に、週に一度のペースで通い、在学生と共同で「小麦アレルギーの人でも食べられる小麦粉」に関する研究論文を作成しています。在学生の皆さんには、研究を進めるための実験の方法や作業手順などを一緒に考えてもらうとともに、参考文献や論文の探し方、読み解き方、論文の記述方法などについて、必要に応じて私からアドバイスしています。また、研究に欠かせない動物細胞の培養や小麦からのタンパク質の抽出といったさまざまな作業にも参加してもらっています。こうした活動を通じて、実践的な実験スキルや知識、幅広いモノの見方などを修得するお手伝いができたらと考えています。卒業してから感じる日本大学の大きなメリットの一つは、学生数が多い大規模校ならではの多様な人間関係を学べることです。社会では欠かせないチームで一つの物事に取り組むための能力や協調性を、在学中から身につけることができるだけでなく、卒業後の仲間との交流を通じて幅広い業界とのつながりを持つこともできます。理系の研究室は閉鎖的になりやすい傾向がありますが、私が在籍した研究室には、企業で働く複数のOBが共同研究などさまざまな目的をもって訪ねてきます。こうした外部の人々と普段から接触する経験は、業界の最先端の知識や情報を得たり、自分の視野や興味を広げるなど、在学生に大きなプラスをもたらすはずです。在学生との共同研究は、お互いにプラスをもたらします。富士食品工業株式会社 酵母開発本部 市場開拓1部阿部 竜典さん2013年生物資源科学研究科 博士前期課程修了神奈川県立深沢高校出身

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