愛知教育大学 大学案内2018
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私たちの暮らしに欠かすことのできない「ものづくり」を考える技術専攻教師になるためには各学科の知識を十分に修得するとともに、その科の特質に合った授業をデザインする力が必要です。私が授業を担当する上で心掛けていることは、必ず学生に学習課題を持たせること。課題を「解決する」という目的を持って授業に臨むことで、学生が主体的に考える学習形態が生まれます。具体的には、2~3人のチームを作り、技術科教育の内容や学習評価などそれぞれの関心に合った課題を決め、調べた内容を発表してもらいます。各チームの作成した資料をもとに必要な知識や理解を相互に深めていけるのが、この授業の魅力です。このような授業を通して、教員に必要な知識と考え方を同時に身に付けていってほしいと思います。技術の授業に必要な幅広い技能を学び、ものづくりの楽しさを伝える教師を目指す。中学校の技術の教師を目指しており、木工や金工の知識や技術を得ようと愛知教育大学に入学を決めました。技術専攻の魅力は、実習が多くいろいろな技能が身に付く点です。木工・機械・金工・情報・電気・生物育成・技術科教育など、授業で学ぶ内容は幅広く、3Dプリンタ、施盤、研究栽培など、普段は体験できないような技術を学ぶことができます。木工や金工といった実習のある分野では、演習で基礎知識や作業方法を学び、それを踏まえて実習を行っています。たとえば3Dプリンタを使って歯車を製作し、その歯車を使った授業を考えて発表した時には、歯車の知識を学ぶとともに、きちんと噛み合う歯車を製作する技術を身に付けることができました。また木工の授業で本棚を製作する過程で、木の性質を考えた木取りや設計の方法、ノコギリなどの道具の使い方を学びました。卒業後は中学校の教師として、実習を通じて生徒たちにものづくりの楽しさを伝えたいと思います。中等教育教員養成課程 技術専攻 4年子どもたちの好奇心をくすぐる技術の授業をデザインしよう。担当科目 / 技術科教育、木材加工実習 など  専門・研究分野 / 技術科教育(主に国際比較研究、工夫・創造に関する評価研究)磯部 征尊准教授中等教育教員養成課程15名44

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