愛知教育大学 大学案内2018
22/80

専門的な対処能力を身に付け、日本が抱える教育の課題に向き合う教育科学選修/教育科学専攻私の専門は教育社会学で、学校で獲得する能力や卒業後の就職に至るまでのルートについて研究しています。現在、フリーターやニートに代表されるように、卒業直後に就職するというこれまでの日本特有の慣行が揺らぎつつあります。そうした中で教育にできること・できないことを検討することが私の研究課題です。教育についての議論では、人は自分の経験や価値に頼りがちです。しかしデータを示し、自身の経験や価値を相対化し、他者の経験や価値を尊重することが重要です。学校の中で「正しい」ことが、つねに「正しい」わけではありません。大学での学びを通して、さまざまな価値観があることを教授できる教師になってほしいと思います。子どもに寄り添って理解し、ともに成長する教師を目指したい。私は教育に関心があり、教師を目指しつつ教育そのものや現代の教育課題について学びたいと思っていました。自分の希望に沿った大学選びをする中でたどり着いたのが、愛知教育大学の教育科学選修でした。私が選択した教育心理学履修モデルでは、心理学の専門知識と方法論を身に付け、さらに実験や観察、調査を通してのデータ分析を行っています。心理学の特徴は、数多くのデータを取り、それを基に分析や考察を行う点にあります。また学問領域が幅広く、自分の興味のあるテーマを研究できることも魅力です。教育科学選修では、履修モデルが異なっても互いに高め合える空気があり、異なる視点から意見を聞けることも大きな刺激となっています。教育科学選修で学んだ心理学・教育学・進路指導学の専門的な知識は、教師になった時に必ず役立つ知識です。身に付けた知識を生かして、子どもに寄り添い、理解し、ともに成長していける教師を目指したいと思います。初等教育教員養成課程 教育科学選修 4年自分の経験や価値だけに頼らない教育のあり方を模索しよう。担当科目 / 教育の社会的研究  専門・研究分野 / 教育社会学片山 悠樹准教授初等教育教員養成課程25名中等教育教員養成課程5名22

元のページ  ../index.html#22

このブックを見る