愛知大学 大学案内2017
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202自分を理解して行動を起こすとき言葉が、その人の力になる。大学2年次のとき、飯塚さんは“メンタルフレンド”として不登校の中学生とかかわることになった。何度その子の部屋を訪ねても、なかなか口を開いてくれない。「それでも3カ月も通い詰めると少しずつ心を開いてくれるようになり、私の高校時代のこと、現在の大学生活のことなどを話すうち、『僕も、高校に行きたい』と言ってくれたのです。その後、その子は高校進学を果たしました」。この経験が、改めて言葉の大切さに気づかせてくれた。「人と話すためだけではなく、自分と対話し、自己を理解して行動を起こすためにも、言葉は役立つのです」。よりよい国語教員をめざす自主ゼミ「国語会」※を立ち上げたのもその頃だ。模擬授業・教材研究・プロ教員による講演会などをリーダーの立場で企画運営してきた。「愛知大学の4年間で、人に寛容になれた気がします。相手の言動に腹を立てる前に、相手の立場で考えてみる癖がつきました」。その資質は、教育の現場で必ず役立つに違いない。 ※国語会 (≫101ページ)文学部人文社会学科4年飯塚 悠太さん静岡県立静岡東高校出身就職決定先静岡県教育委員会(高等学校・国語)4 YEARS LATER4年後のあなたがここにいる。4 YEARS LATER009

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