愛媛大学 大学案内2017
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■東アジア古代鉄文化研究センターResearch Center of Ancient East Asian Iron Culture■宇宙進化研究センターResearch Center for Space and Cosmic Evolution写真: 製鉄実験による古代日本の製鉄炉を復元する研究■南予水産研究センターSouth Ehime Fisheries Research Center写真: 知的植物工場システム■植物工場研究センターResearch Center for High-technology Greenhouse Plant Production6現代社会を支える鉄、その歴史を東アジア視野で究明わが国のたたら製鉄につながる大陸のアイアンロードを各国で調査愛媛大学は地方にありながら、学部を越えた学内連携体制を敷き、「沿岸環境科学研究センター」「地球深部ダイナミクス研究センター」「プロテオサイエンスセンター」という3つの世界最先端レベルの研究を行うセンターを有しています。また、その他にも東アジア古代鉄文化研究センター、宇宙進化研究センター、南予水産研究センター、植物工場研究センターなどのセンターを設置しています。もちろん、学生のうちから、これらのセンターでの研究に関われます。発掘調査によって出土する古代の鉄・鉄器資料を、考古学的・自然科学的分析を行い、東アジアにおける鉄技術の復元や鉄をめぐる社会の歴史を探究しています。製鉄・鋳造・鍛冶技術の解明を担当する「古代鉄器生産技術研究部門」と鉄文化の多様性や共通性を探究する「東アジア鉄文化研究部門」の2部門からなり、文理融合的・学際的に研究活動を進めています。中国の成都博物院・四川大学・河南省文物考古研究院、モンゴルの科学アカデミー考古学研究所、ロシアのハカス国立研究所、カザフスタンのカラガンダ大学と研究協定を締結して、フィールドを広くアジアに展開しています。写真: 世界で初めて得られた宇宙における暗黒物質の空間分布「宇宙の進化」を探究、宇宙探究の分野での国際貢献を目指す宇宙の進化に焦点をあて、さらに総合的に研究展開し、宇宙探求の分野で国際貢献することを目的としてセンターは設立されました。銀河、暗黒物質、宇宙の大規模構造、銀河中心核にある巨大ブラックホール、宇宙プラズマに関する幅広い分野をカバーするため「宇宙大規模構造進化研究部門」「ブラックホール進化研究部門」「宇宙プラズマ環境研究部門」の3つの部門があります。このような宇宙研究拠点を設けている大学は国内では少ないため、本センターは、四国のみならず西日本地区における宇宙物理学の教育を受けられる大学として、大きな役割を果たすことが期待されています。なお、2008年度より理学部物理学科の中に宇宙物理学コースが設けられました。写真: 文理融合型の学際的な「新しい水産学」研究大学と地域振興のあり方を考える先進モデルを目指す本センターは、愛媛県の日本有数の養殖場を有している南予地域に、平成20年に産官学の協力によって設立されました。その目的は、「生命科学」による最先端の高度な生産技術の開発、「環境科学」による健全な養殖漁場環境の保全、「社会科学」による適正な地域水産業振興システムづくり、といった「生命・環境・社会」の三者を一体化した、愛媛大学オリジナルの「新しい水産学」を構築すること、また、水園生物の基礎的な研究をもとに、社会科学研究と共同し、愛媛県や南予地域の自治体、水産関係団体等と連携することにより、地域振興を果たすことです。各種センサを用いて植物の生体情報を直接取得して、植物の生育状態などを診断し、その結果に基づいて環境を制御することをスピーキング・プラント・アプローチ(SPA)といいます。これを実現するためには、さまざまな知識、データ、ノウハウが蓄積された「知識ベース」が必要となります。本センターでは、ICT・ロボット技術を活用して膨大な植物生育診断情報を効果的に収集・解析し、知識ベースに基づいた知的植物工場システムの構築と、わが国の気象条件に適した作目・品種・作型の検討、さらにこれら新技術を習熟した人材の創出によって、安全・高品質・高機能の食料の安定供給実現を目指しています。太陽光利用型植物工場の知能化による安全で高品質な食料の安定供給を目指す学生中心の大学地域とともに輝く大学世界とつながる大学

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