愛媛大学 大学案内2017
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世界最先端の研究、本学から世界に発信中01.Check Point■沿岸環境科学研究センターCenter for Marine Environmental Studies■地球深部ダイナミクス研究センターGeodynamics Research Center■プロテオサイエンスセンターProteo-Science Center写真: 調査船「いさな」写真: 多アンビル型超高圧装置 ORANGE-1000,2000,3000写真: プロテオサイエンス研究設備[左上] 世界初の全自動タンパク質合成・精製装置 [右上] 高感度質量分析装置[左下] 超解像顕微鏡 [右下] 先進的蛍光イメージングで観察した生きた神経細胞海洋の汚染、海流や生態系などを総合的に研究10万点のサンプルは、世界有数のコレクション地球深部の物質構成・構造・ダイナミクスを解明世界最硬ダイヤモンドの合成に成功タンパク質の研究から生命現象を解明病気の新しい診断・治療法の開発を目指す本センター(CMES)は、物理学、化学、生物学、地質学などを基礎とする4つの研究部門(環境動態解析、化学汚染・毒性解析、生態系解析、国際・社会連携)によって構成されており、附属施設として「生物環境試料バンク(es-BANK)」を備えています。es-BANKは、愛媛大学が過去50年あまりにわたって世界各地から収集してきた約10万点を超える野生生物や土壌などのサンプル(試料)を冷凍保存している施設です。世界に類のないこれらの貴重な試料は、CMESの高水準の環境研究を支えるとともに国内外の研究機関にも提供されています。また、CMESの所有する調査船「いさな」(14t)は、近海の調査や環境教育にも活躍しています。超高圧実験や放射光・物性測定などの実験的手法、また第一原理計算やマントル対流シミュレーションなどの大規模数値計算の手法を用い、地球深部の物質構成・構造・運動(ダイナミクス)についての先端的研究を行っています。地球深部科学研究に必要な新しい実験技術や計算手法の開発を行う一方で、このような技術を生かした材料科学や物理・化学などとの学際的研究もすすめています。最近では世界最硬のナノ多結晶ダイヤモンド(ヒメダイヤ)の合成と大型化に成功し、さらなる超高圧発生への応用も試みています。また多くの外国人研究者や留学生が滞在し、国際的な雰囲気のもとで研究教育活動を行っています。本センター(PROS)は、工学、医学、理学、農学領域の研究者で構成され、高品質のタンパク質を自由自在に生産できる愛媛大学発の無細胞タンパク質合成技術を基盤に、タンパク質の機能の解明を通じて生命現象の謎にせまっています。さらに、細胞のレベルでのタンパク質機能の研究、個体のレベルでのタンパク質機能の研究を、高感度質量分析や先進的蛍光イメージング技術、病気のモデル動物等を駆使して総合的に行うことで、様々な生命現象や病気の成り立ちを分子レベルで解明するプロテオサイエンス研究をリードし、がん、自己免疫病、難治性感染症など難病の新しい診断・治療法の開発も目指しています。5

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