愛媛大学 大学案内2017
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SCHOOL OF MEDICINE医学科看護学科臨床実習に臨むにあたり、医学生としての気持ちを新たにする白衣授与式「患者中心の医療」について考える多職種合同授業小児看護の演習新入生合宿セミナーの様子36医学科では、グローバル・スタンダードに基づいた医学教育のために基礎医学・社会医学・臨床医学の分野で独自の教育・研究体制を保持しつつ、分野の枠を越えた緊密な協力体制で教育に取り組んでいます。また、最先端医療の研究に触れるとともに、医学・医療の倫理についても教育活動を行っています。医学科の教育カリキュラムの特徴は、良き医療人となるために、早期に専門教育が開始される点です。1年次では、城北キャンパスでの一般教養(共通教育)と並行して、重信キャンパスで基礎医学の根幹をなす「基礎医学展望」を受講します。2年次から4年次にかけて医学の各科目を学び、4年次の後半には、聴診や触診、医療面接などの基本的な診療スキルの実習も始まります。4年次には全国統一の学力・技能試験である共用試験を受け、合格後は臨床実習に参加します。4年次の冬から5年次までに附属病院の診療科や県内の地域サテライトセンターで、6年次ではさらに地域医療の最前線の病院でも実習を行います。このようにして、医学生も医療チームの一員として患者さんを診る練習を積むのです。これらの医師養成カリキュラムに加えて、学部から大学院まで一貫した医学・生命科学研究医の育成推進カリキュラムもあります。学部学生のうちから研究成果を学会や英文誌に発表するなど、学外から高い評価を受けています。医学部のキャンパスには2011年に「先端医療創生センター」、2013年に「プロテオサイエンスセンター」が設置され、愛媛大学オリジナルのタンパク合成技術を先端医学に応用する研究が昼夜を問わず続けられています。また、同年全国初の「手術手技センター」、2014年に四国初の「Aiセンター」の設置など、全国に先がけた取組みを行っています。看護学科は、人々の健康の保持と増進に寄与できる看護・保健の専門職の育成を目的に1994年に設置されました。豊かな素養と人を思いやる情操、生命科学や健康科学の総合的知識、科学的方法論による看護実践能力と研究能力を備え、人々の健康な生活の維持と質的向上を助け、生への努力を全人的に支援できる人材の育成を目指しています。教育カリキュラムの特徴は、人間理解を深めるための教育です。1年次から他者への共感性を育むために、高齢者や子どもに関わるフィールドワークやビデオ学習を行います。また、自分の将来を早期に具体化し、勉学に取り組めるよう卒業生や先輩との交流会も実施しています。さらに早期から臨床現場で患者に関わる実習を経験し、段階的に臨地実習を行っていきます。臨地実習に備えて学内では、看護技術教育を強化し、各種シミュレーションを備えた実習室での演習を行います。3年次からは在宅や老人保健施設、保健所等の看護が実践されている様々な領域での実習を行います。そして、4年次には看護実践能力を高める統合実習を行います。また、死生学演習や看護研究に取り組み、論理的思考や科学的な問題解決能力の育成さらには自己の看護観の確立を目指します。2016年度から大学院修士課程において老人看護専門看護師の養成を開始します。複雑かつ多様な高齢者とその家族への看護を展開するための高度な看護判断、実践、評価する能力を備えた高度実践看護師を養成することで、高齢者看護の充実を図ります。医学部

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