岩手大学 大学案内2018
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◆ 5年間の東日本大震災の復興活動の経験を教育プログラムに反映させ、地域社会の持続的  発展のための指導的人材(地域創生を先導する人材)の育成が必要◆ 社会の急速なグローバル化やイノベーション創出等に対応した人材育成機能の強化が必要◆ 社会が抱える課題が高度化・複雑化する中で、社会で指導的立場となっていく大学院修了生  には、専門深化だけではなく、俯瞰的視野が必要 趣旨・必要性岩手大学は、被災県にある国立大学に託された使命(ミッション)として、地域の復興推進・支援の役割を果たし、継続的に活動を行ってきました。こうした使命を自覚し、地域再生の課題解決、地域社会の持続的発展のための課題を中心におきながら、グローバルな視点も含めた教育・研究・社会貢献活動を実施し、地域に根ざして成果を世界へ発信する大学を目指します。この目指す大学像に向けて、2016年4月には学士課程を改組・地域に根ざしグローバルに発信していく大学を目指し、大学院修士課程と博士前期課程のすべての研究科を統合。再編しました。また、大学院修士課程(博士前期課程含む)は、これまでの学部研究科の枠を超えた復興活動の実績や、全学部・研究科が1キャンパスに位置する総合大学という本学の特徴を踏まえ、修士課程総体としての人材育成機能の向上・充実を目指し、2017年4月、大学院修士課程と博士前期課程のすべての研究科を統合し、総合科学研究科(修士課程)を設置しました。岩手大学の特徴1. 被災地であり課題先進県である岩手に 立地する唯一の国立・中規模総合大学2. 全学部・研究科が1キャンパスに位置3. 学部・研究科を超えた東日本大震災からの 復興支援活動の実績 (全教員の半数にあたる200名が参画)教育の特色.2 複数の教員による指導体制● すべての専攻において、研究指導は、主任指導教員(専攻内)と副指導教員2名(1名は他分野の教員)による複数指導体制とする● 副指導教員2名は、それぞれ、次のような効果を期待  副指導教員1名(近い分野) …組織的教育による教育の質保証(学位の質保証)  副指導教員1名(他分野) …幅広い視野の育成、他分野とのコミュニケーション能力、既存の枠を超えた新しい価値の創造「文理の枠を超えた幅広い視野を持って新たな価値を創造する人材の育成」の実現に向け、研究科全体に特色ある教育方法を導入特色総合科学研究科大学院Graduate School of EDUCATION定員294名【総合科学科目の考え方】● 学生は、3つのカテゴリーすべてから授業科目の履修が必要● すべての科目において、自然科学・人文科学・社会科学の切り口からものごとを捉えるための教育を実施  (各科目の授業内容は、2つ以上の科学分野で構成)● 本学が重視する「震災復興・地域創生」のカテゴリーについては、「地域創生特論」を必修科目として開講【授業内容の例】● 地域創生特論 地域の現状と課題と地域創生の理念/地域創生に不可欠な産業振興(農業、畜産業、林業・木材産業、漁業・水産業、ものづくり、地域産業、観光)/地域創生の新たな可能性(地域資源の問い直し、コミュニティ、人材育成、世界への発信)/自治体・企業・NPO等からの外部講師による地域創生への取組/地域創生に関する討論会『地方ならではの「豊かさ」とは』● グローバル環境科学特論自然環境/物質の循環/自然環境の保護/環境政策/環境と農林業/環境と水畜産業/環境と工業震災復興・地域創生① 地域創生特論(全専攻必修) ② 地域防災特論 ③ 地域文化特論イノベーション④ 物質機能創成特論 ⑤ システム創成特論 ⑥ 先端生命科学特論グローバル⑦ 多文化共生特論 ⑧ グローバルエネルギー特論 ⑨ グローバル環境科学特論総合科学科目教育の特色.1 研究科共通科目として、総合科学科目群を開設84IWATE UNIVERSITY 2018

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