岩手大学 大学案内2018
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学びの分野食料と地域産業 : 農業農村工学/農業情報環境/水産科学食産業システム学コース農村地域デザイン学コース食産業システム学コースでは、食をとりまく環境の高度なシステム化や次世代の農作物生産環境、6次産業化や農業経営管理などを学ぶことで、農業の成長産業化に必要なアカデミックスキルを養成し、日本農業を転換できるイノベーション力を有する技術者・研究者の育成を目指します。人口減少時代に入り、農村地域の食料生産機能だけでなく、地域社会の存続も危ぶまれています。本コースでは、農村地域の食料生産機能維持・発展に加え、社会的・経済的な振興、固有の生態系・文化・景観の保全を支える高い専門性とコミュニケーションスキルを備えた人材の育成を行います。日本農業の未来を変えていくイノベーション力ある人材を養成します。農村地域を支える高い専門性とコミュニケーションスキルの習得を目指します。PICK UP カリキュラム湖沼水や河川水などの水資源の特性とそれらの利用と制御にあたっての問題点を理解し、水資源管理の計画・設計、浄化方法を含めた水環境保全の方法を学習します。農村の空間構造と生活環境、農地制度と農村土地利用計画、農村の二次的自然の保全など農村計画の基礎を学習し、現代農村計画の課題を理解した上で、地域づくりの手順と方法を学びます。世界と日本の食料生産、農地の役割と農地に関する問題を理解し、水田と畑地の基本構造、農地の土壌、浸透・保水・排水などの水環境、さらに農地と環境の関係について学習します。● 水資源論 (2年前期)● 農地工学 (3年前期)● 農村計画学 (2年後期)PICK UP カリキュラム植物は常に様々な環境変動にさらされながら生育しています。本授業では、まず主な環境変動の実態を概略的に理解し、さらに冷害を代表とする様々な気象災害の概要を学習します。農産物については農協や農業生産法人の販売活動および卸売市場などの流通機能、加工食品についてはメーカーのマーケティング、および問屋と小売の流通機能について学習します。農産物・農産食品の加工、保存、流通に関する基礎理論について学び、この講義をベースに食料・農業・エネルギーなどの地域の諸問題を技術的観点から解決できる人材の育成を図ります。● 農業気象・環境学 (2年後期)● 農産食品プロセス工学 (3年前期)● 食産業マーケティング論 (2年前期)先輩、このコースでどんなことしてるの?農業の基礎となる土壌の研究を農村地域の課題解決につなげていきたい。私は農村環境デザイン学コースで、農村地域の環境を守りながら農業農村整備事業を行うために必要な知識を、講義や実験を通して日々学んでいます。研究室では、土壌の役割や機能を理解し、持続可能な農業を支えていくために役立つような研究ができたらと考えています。准教授 武藤由子土壌圏の物質循環を理解し活用するために、水を中心とした物質移動メカニズムの解明とその予測を目指して研究をしています。土壌圏が多くの生物活動の場として、また物質循環の経路として大切な役割を担っていることを学んでほしいと思います。共生環境課程 農村環境デザイン学コース (改組前の名称)伊藤日南さん 〈秋田県立秋田南高校出身〉先輩、このコースでどんなことしてるの?農業の足元を支える研究に大きなやりがいを感じています。食料生産から食品流通までの幅広い分野の中で、私は堆肥化技術について研究しています。堆肥は、家畜排せつ物や食品廃棄物を微生物により安定化したものです。堆肥の農地への利用は植物の生育に必要な元素の循環を意味するので、農業の足元を支えるやりがいの大きな研究だと思っています。准教授 前田武己農業が持続的に発展するためには、そこから出される廃棄物も有効に利用していく必要があります。複雑なこの課題の解決に必要な知識や技術を学ぶとともに、そのために必要な柔軟さと粘り強さを身につけてもらえればと考えています。農学生命課程 (改組前の名称)遠藤ねねさん 〈千葉県立船橋東高校出身〉担当教員メッセージ担当教員メッセージIWATE UNIVERSITY 201873

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