岩手大学 大学案内2017
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ソフトパス理工学総合研究センターでは、「ソフトパス理工学(持続可能な社会発展のための理工学体系)」の理念のもと、研究部門を「グローバル研究推進部門」と「イノベーション創出研究部門」の2つにくくり、特徴ある研究を推進しています。各部門の研究グループでは、世界的に卓越した研究テーマを重点的に推進するとともに、研究グループ間、および研究部門間での相乗効果が発揮できるような運営を行っています。ものづくりや実験のための環境を整備し、さらに、起業家を目指す学生を学部の教育プログラムの中で支援することを目的に設立されたのが「ものづくりエンジニアリングファクトリー」です。学内カンパニー活動を通し、課題解決能力、プロジェクトマネジメント力、コミュニケーション力、リーダーシップ力など、起業家に求められる能力を身につけることができます。ソフトパス理工学総合研究センターものづくりエンジニアリングファクトリーものづくり技術研究センター【ファクトリーの構成】安全・安心分野未来工学分野新材料・エネルギー分野理工学部 TOPICS附属施設の紹介理工学部Faculty of SCIENCE&ENGINEERING研究戦略の両輪ソフトパス理工学総合研究センター●重点的な研究の推進●研究者・技術者の育成●研究成果の応用展開・発信グローバル研究推進部門イノベーション創出研究部門医療機器と水産加工機械に共通するロボット技術で沿岸企業に貢献。システム創成工学科 准教授三好扶 【水産ロボティクス、生体工学】医療機器の研究を専門分野とし、盛岡市や紫波町の企業と共同研究を行ってきました。2005年に科研費に採択されてからは、ロボット技術を用い、脳卒中片麻痺者の歩行運動機能や手指機能の回復訓練に向けたマスタースレーブ方式リハビリテーションシステムの研究開発を行っています。また、東日本大震災が起きた2011年以降は、岩手県三陸沿岸の企業から様々な技術開発の依頼を受け、医療機器と並行して研究を進めています。従来、浅瀬域での水産資源調査や管理は潜水士によって行われてきましたが、水中作業の危険性、潜水士の高齢化が進むなどの問題から、ロボット技術の展開が求められています、また水産加工業従事者の高齢化や人手不足解消のための省力化機器開発が喫緊の課題です。そこで我々の研究室では、潜水士の調査を支援する水産資源調査・管理ロボットの研究開発、および水産加工業支援ロボットの研究開発を進めています。1年目には、塩蔵ワカメの加工作業補助装置の開発を行い、塩蔵ワカメの葉体と茎を分離するための一歩として、形状計測を行うための手法を開発し、良好な結果を得ることができました。また現在は、潜水士の替わりに水中作業を行うための水中ロボットの開発に向け実験を重ねています。今後はさらに中・小企業の高い技術力を活かした研究を進め、沿岸地域に貢献していけたらと思っています。高度試作加工センター●高度試作 ●高精度加工●超微細加工●スチューデント創作工房ものづくり総合実験センター●環境エネルギー教育研究●機能・特性測定●スチューデントサイエンススペース学内カンパニー学内カンパニーA学内カンパニーB学内カンパニーC学内カンパニーXものづくり起業家支援室68IWATE UNIVERSITY 2017

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