岩手大学 大学案内2018
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ソフトパス理工学総合研究センターでは、「ソフトパス理工学(持続可能な社会発展のための理工学体系)」の理念のもと、研究部門を「グローバル研究推進部門」と「イノベーション創出研究部門」の2つにくくり、特徴ある研究を推進しています。各部門の研究グループでは、世界的に卓越した研究テーマを重点的に推進するとともに、研究グループ間、および研究部門間での相乗効果が発揮できるような運営を行っています。ものづくりや実験のための環境を整備し、さらに、起業家を目指す学生を学部の教育プログラムの中で支援することを目的に設立されたのが「ものづくりエンジニアリングファクトリー」です。学内カンパニー活動を通し、課題解決能力、プロジェクトマネジメント力、コミュニケーション力、リーダーシップ力など、起業家に求められる能力を身につけることができます。ソフトパス理工学総合研究センターものづくりエンジニアリングファクトリー【ファクトリーの構成】安全・安心未来工学新材料・エネルギー理工学部 TOPICS附属施設の紹介理工学部Faculty of SCIENCE&ENGINEERINGソフトパス理工学総合研究センター●重点的な研究の推進●研究者・技術者の育成●研究成果の応用展開・発信グローバル研究推進部門イノベーション創出研究部門医療機器と水産加工機械に共通するロボット技術で沿岸企業に貢献。システム創成工学科 准教授三好扶 【水産ロボティクス、生体模倣工学】生物のもつ優れた機能を工学的に再現する生体模倣分野にて、ロボット技術開発を行ってきました。2011年の東日本大震災以降は、この生体模倣ロボットにて培ったロボット技術を活用した水産業・水産加工業の復興およびその推進を進めています。東日本大震災によって作業従事者の超高齢化、人材不足、人手不足といった課題が顕在化しました。こういった喫緊の課題に対応することは、真にロボット技術の展開が求められている分野です。そこで、水産業、水産加工業に特化した水産ロボティクスを提唱し、写真のようなワカメ芯抜き加工の自動化を皮切りに、いろいろな魚種や加工法に対して自動化機器を提案しています。また、水中資源調査や管理をこれまで以上に広範囲に積極的に実施するには水中ロボットの運用が不可欠です。そこで三陸沿岸域での運用を見据えた水中ロボットの開発に向け、実験を重ねています。岩手県は内陸だけでなく三陸沿岸域にも非常に技術力の高い企業が集まっていますので、こういった企業とのコラボレーションによって岩手オリジナルの機器開発を行いつつ、これまで以上に沿岸地域にロボット技術で貢献していけたらと思っています。高度試作加工センター●高度試作 ●高精度加工●超微細加工●スチューデント創作工房ものづくり総合実験センター●環境エネルギー教育研究●機能・特性測定●スチューデントサイエンススペース学内カンパニー学内カンパニーA学内カンパニーB学内カンパニーC学内カンパニーXものづくり起業家支援室62IWATE UNIVERSITY 2018

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