岩手大学 大学案内2018
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学びの分野宇宙・素粒子原子核物理学/固体物理学/応用数学マテリアルコース本コースでは、金属生産工学分野、機能材料理工学分野を設定しています。社会・産業を支え、より豊かな未来を創る「マテリアル」について基礎から応用までの深い知識を備え、次世代の産業創出に貢献する技術者・研究者の育成を目指します。社会・産業を支えるマテリアルについて基礎から応用まで幅広く知識を身につけます。QQQAAA学科のギモン Q&Aどんな人がこの学科に向いていますか?高校生のうちにやっておくべきことって?数学・物理が大好きな人、そして世の中に存在しない特殊な機能・特性を持った物質を作ってみたいという人にはうってつけの学科です。さらに自然に潜む現象、物事の本質を追求したいワクワク感いっぱいの好奇心旺盛な人におすすめです。物事の本質を捉える理系のセンスは、現代社会が直面する様々な問題を真正面から解決する際、非常に重要となります。また新物質の開発は、人類が直面しているエネルギー問題の解決の糸口として大きな期待が寄せられています。物理・数学・化学・英語などの科目をしっかり学んでください。そして何より身の周りに溢れる物質の起源、性質、自然に潜む法則、原理、そして自然の美しさに強い関心を寄せられる柔軟な感性を養ってください。将来どんなことに役立ちますか?先輩、このコースでどんなことしてるの?実生活に役立つ新しい発見があるかもしれないその期待感が研究をしていての醍醐味です。金属材料の材質評価の研究をしています。軽量化による燃費向上と衝突安全性能の確保を両立させるため、自動車では高張力鋼板が使われています。その強度の保証では製品を抜き取り破壊して品質検査しています。私は材料組織と物理特性の関係に着目し、強度を非破壊で調べる新技術の開発を企業と一緒に進めています。教授 鎌田康寛私たちの生活は、これまでに開発された様々な材料(マテリアル)によって支えられています。その優れた性質は材料の微小スケール構造・組織と密接に関係します。関係の発見・理解・活用は今後も社会を支え、さらに未来社会の創造につながります。マテリアル工学科 (改組前の名称)千葉拓人さん 〈岩手県立盛岡第三高校出身〉 PICK UP カリキュラム材料の強さの決め手は材料の組織制御にあり、組織は組成、熱処理、加工方法により変化します。その理解には「材料の地図」といわれる状態図が重要であり、基礎となる原子の結合を学び、さらに組織を理解、制御するのに必要な状態図について学びます。ダイオード、トランジスタの構造と動作原理を理解します。さらに集積回路の作製方法について詳しく学び、半導体デバイスとマテリアルの関連についても理解を深めていきます。反応は起こるか、どこまで反応が進むか、反応はエネルギー放出を伴うか。これらの設問に答えを示してくれるのが材料熱力学。物質の安定度を表す自由エネルギーやエンタルピーなどの熱力学量を理解し、反応プロセスへの応用について学びます。● 材料組織学Ⅰ (2年前期)● 材料物理化学Ⅰ (2年前期)● 半導体デバイス工学 (3年後期)担当教員メッセージIWATE UNIVERSITY 201853

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