岩手大学 大学案内2017
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教員・研究の紹介人文社会科学部Faculty of HUMANITIES & SOCIAL SCIENCES臨床心理学は、人を援助するための学問です。「こころ」という目に見えないものを目に見える形にして理解していきます。臨床心理学の研究は、対人関係の葛藤や心の課題を抱える人たちの問題を解決し、人がより幸福になれるような心のあり方や行動を探索することが目的です。人間が人間の研究をするのですから、個人の「主観」に着目することが大切になります。それぞれの主観の中にある普遍性を発見することが臨床心理学の研究の意義です。私は以前薬剤師として勤めた経験から、患者さんとのコミュニケーションについて興味を抱くようになりました。医療や教育、産業の現場にはたくさんの専門家がいます。その専門家が相手を支援するためにどの専門家が用いるコミュニケーションのあり方について研究。人間文化課程 准教授 奥野雅子 【発達・臨床心理学】人間文化課程ようなコミュニケーションを行うかについて研究を行ってきました。専門家が持つ専門的見解について、相手に何を伝えるかではなく、どのように伝えるかという点に着目しました。コミュニケーションには“何を伝えるか”という「内容」と、“どのように伝えるか”という「やりくり」の側面があり、この「やりくり」の側面をマネージメントコミュニケーションと呼びます。それには、あいづちや終助詞などの助辞といった言語と、うなづきや視線、表情といった非言語の両方が含まれます。これらの言語、非言語を専門家がどのように用いるかが相手の態度に影響を与えるのです。最近では、性差やジェンダーをめぐる問題を解決するためのコミュニケーションのあり方や、異なる専門家がチームとなって効果的に連携するためのコミュニケーションについて、また、発達障がいを抱える家族の支援や心理療法についても研究を行っています。人間文化課程● 教授/浅沼道成 【スポーツ行動論】● 教授/阿部裕之 【金属工芸】● 教授/家井美千子 【日本文学】● 教授/池田成一  【社会文化思想論・消費文化論】● 教授/遠藤教昭 【社会情報システム学】● 教授/大友展也 【ドイツ言語文化】● 教授/織田信男 【人格・臨床心理学】● 教授/北村一親 【言語学】● 教授/木村直弘 【美学・藝術学】● 教授/栗林徹 【運動疫学・コーチング論】● 教授/後藤尚人 【文化記号論・文芸理論】● 教授/五味壮平 【情報学・情報デザイン】● 教授/齋藤伸治 【英語学・言語学】教員一覧● 教授/齋藤博次  【アメリカ文学・アメリカ文化】● 教授/シュヴァムボルン・フランク  【ドイツ語学・文学・ドイツ文化論】● 教授/白倉孝行 【情報統計科学】● 教授/高橋宏一 【人文地理学】● 教授/竹村祥子 【家族社会学】● 教授/田中隆充 【デザイン学・芸術工学】● 教授/玉澤友基 【書道】● 教授/中村安宏 【日本思想史】● 教授/樋口知志 【日本史】● 教授/松岡和生 【認知心理学】● 教授/松林城弘  【心理言語学・英米語学】● 教授/本村健太 【芸術学・基礎造形学】● 教授/山口浩 【実験・臨床心理学】● 教授/山本昭彦  【表象文化論・比較文学論】● 教授/横井雅明 【フランス言語文化】● 准教授/麻田雅文 【アジア史】● 准教授/奥野雅子 【発達・臨床心理学】● 准教授/音喜多信博 【人間学(哲学)】● 准教授/小野澤章子 【地域社会学】● 准教授/海妻径子 【ジェンダー論】● 准教授/梶さやか 【西洋史】● 准教授/川村和宏 【ドイツ言語文化】● 准教授/グラ・アレクサンドル  【フランス言語文化】● 准教授/小島聡子 【日本語学】● 准教授/小林葉子 【応用言語学】● 准教授/鈴木護  【社会心理学・犯罪心理学】● 准教授/スマイリ・ジム  【英語コミュニケーション】● 准教授/中里まき子 【フランス言語文化】● 准教授/西田文信 【中国語学】● 准教授/橋本学 【理論言語学】● 准教授/長谷川弓子 【スポーツ心理学】● 准教授/平田光彦 【書道】● 准教授/堀口大樹 【ロシア語学】● 准教授/梁仁實  【社会文化論・文化社会学】● 講師/秋田淳子 【英米小説】34IWATE UNIVERSITY 2017

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