岡山大学 大学案内2018
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10 OKAYAMA UNIVERSITY 2018 教育制度 岡山大学では、平成20年度からGPA制度を導入しています。GPAとは、Grade Point Average (グレード・ポイント・アベレージ)の略で、欧米で一般的に行われている成績評価制度のことです。GPA制度の成績の表し方とGP(グレード・ポイント)の換算については、本学公式ホームページ(在学生・保護者の方)→大学におけるルール → GPA制度についてをご覧ください。GPAによって、学生は自分の成績の全体的な状況を把握することができます。また、皆さんをサポートするアカデミック・アドバイザー(高等学校までの成績の評価担任のような役割)の教員は、GPAを一つの材料としながら、履修の仕方や勉強・研究の進め方について学生に適切な助言を与えます。GPAには、従来、A+・A・B・C・Fそれぞれの数がどれくらいかによってしか把握できず分かり難かった成績を、数値化することで学生自身にも教員にも捉え易くするという利点があります。 今日、ますます高度に細分化・多様化する社会の中で、学生は現代の諸課題に柔軟に対応するための知識と能力を身につけなければなりません。そのために教養教育では、一方では、豊かで創造的な感性と倫理的社会的な品性を涵養し、他方では専門知識の基礎的素養と汎用的技能を習得し、専門知識を体系的全体的に俯瞰できる総合的知識を付与し、自らの知的拠り所を常に探求しつつ、生涯に亘って現代社会の課題の解決に積極的に取り組む人材の育成を追求することを理念としており、各学部が編成する教育課程の中で、専門教育との有機的・体系的連携に配慮しつつ、その理念に則り体系化された授業科目編成をしています。また、幅広い知識を習得できるように、学生が自身の専門分野の枠を越えた科目を履修(クロス履修)するよう義務づけています。 また、科目毎の魅力もさることながら、岡山大学での教養教育の最大の魅力は、11学部1プログラムからなる総合大学であることから、さまざまな分野の学生たちが同じ講義室で一緒に講義を受けることにあります。さまざまな分野の学生と知り合い、学生生活や社会人となった時に良き協力者となってくれる友達を見つけることができます。これは総合大学である本学ならではのメリットです。 岡山大学の教育は、教養教育と専門教育に大別されます。教養教育は、自らの専門分野に偏ることなく、「幅広い学問領域を選択して学習することにより人間性の涵養を図ること」を基本目標としており、全学部の学生が共通に受ける授業として位置付けられています。 これに対し専門教育は、幅広い教養教育を踏まえた上で、専門分野において活躍できる能力の育成を目指して行われる教育として位置付けられており、各学部の教育理念に沿った教育が行われています。 これら教養教育と専門教育は、各学部の編成する4年あるいは6年の一貫した教育課程において、有機的・体系的連携に配慮しつつ配置されています。 また、履修の登録はすべてコンピュータで行っているほか、教養教育科目では、一部の科目を除き、履修のための事前準備として抽選登録を行っています。入学早々に少し戸惑うかもしれませんが、学部毎のオリエンテーションなど、さまざまな支援体制が用意されていますので、安心してください。教養教育科目専 門 科 目専門基礎科目副専攻コース自分を豊かにし、生きる道標となる広い知識と、考え方を学ぶ●知的理解 ●言語 ●実践知・感性●汎用的技能と健康 ●導入教育 ●高年次教養                 (3、4年次)専門分野の問題を理解し、解決を学ぶ2~4年次入 学卒 業修了言語所属する学部や学科等の専門分野で学習した知識を、さらに広い視野で有効に活かすことのできる能力を養ってもらうために、各学部が定めている教育課程(カリキュラム)とは別の教育課程として設けられたものです。全21コースがあり、副専攻コースを修了すると、卒業時に修了証書が授与されます。知的理解現代世界が提示する多様な諸問題への関心を呼び起こし、人類が過去から蓄積してきた知の拠り所への学び(古典知)を通じて、自ら世界とのかかわりを常に生き生きと把握する知的理解力を養います。「現代と社会」「現代と生命」「現代と自然」の三つのテーマによって構成され、それぞれのテーマ毎に複数の授業科目を開講します。言語の深い修得を通じて、言語の持つ価値や多様な世界観を理解し、グローバル社会を洞察する力や社会に情報を発信するコミュニケーション力を養います。英語の他にドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、日本語(留学生用)等を学ぶことができます。実践知・感性汎用的技能と健康導入教育高年次教養時代と社会をリードする行動力と創造力を生み出し、豊かな感性を育むために、社会・企業の現場が直面する問題を解決するために必要な実践知と、優れた芸術作品の能動的な鑑賞やアート創造の現場への参加によって芸術知を養います。学問の追求に加えて、学生生活を充実させて社会へ向かうために必要な知識・技術及び能力を養います。また、これらの土台ともいえる健全な心身を築きます。「情報教育」「キャリア教育」「健康・スポーツ科学」「アカデミック・ライティング」で構成されます。高等学校から大学への円滑な移行を促すことや、入学後の教育効果をより高めることを目的としています。学部に関係なく初年次に習得しておくべき事項や、大学で主体的かつ能動的に学ぶために必要なスタディ・スキルやコミュニケーション・スキルを学習します。専門的素養を習得した3、4年次生(高年次生)に対して、専門教育以外に必要とされる知識や能力を与える教養教育科目を高年次教養科目として設定し、学生の習熟度と関心に応じた段階的教養教育を実施します。専門科目専門基礎科目専門の勉強をする上で必須の基礎を学びます。専門家となるために必要な知識、考え方、技能を学びます。他学部の専門基礎科目および専門科目を履修することができます。専門教育科目副専攻コース教養教育科目教育制度Education system教育課程教養教育岡山大学の授業科目の区分は、教養教育科目および専門教育科目に区分されており、これらを各年次に配当して教育課程を編成しています。時限開始時間~終了時間18:40~9:4029:50~10:50311:00~12:00昼休み(50分)412:50~13:50514:00~15:00615:10~16:10716:20~17:20817:30~18:30岡山大学では、学習効果の向上を図りつつカリキュラムを柔軟に実施するため、平成28年度から4学期制に移行しました。この4学期制の採用により、短期間の集中的な学習による履修効果の向上を図るとともに、留学生の派遣・受入れが容易になります。※原則として7時限までの開講ですが、授業の性質や 時間割の都合上、8時限目に授業が開講されること があります。教養教育科目は、主に一般教育棟(P80ーP81津島キャンパスガイド参照)で実施しています。授業の方法は、「講義」、「演習」、「実験」、「実習」の四つに区分されています。また、平成28年度から夜間主コースを除き、全学部の授業を60分としています。右表をご参照ください。学年と学期教養教育の実施4月1日~3月31日(翌年)学年

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