大阪大学 大学案内2019
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医学系研究科大学院理学研究科大学院科学技術の発展は、私たちの豊かな生活をささえています。「理学」は、あらゆる科学技術の基礎。本研究科では、これからの科学技術を築く、世紀を超えて生き残る研究を目指しています。自由で創造的な“研究第一主義”の学風のなか、国際的に活躍する研究者や産業界で活躍する高度専門職業人を育成しています。人類のそして地球の未来を担う、基礎科学の研究。医学・医科学専攻では、高度な研究能力とその基礎となる豊かな学識を有する人材を養成します。産学交流の絆も深く、先端的な研究を社会実装することも重要な任務です。保健学専攻では、柔軟な思考力と高度な専門知識を持ち、時代に即した看護・医療技術科学の発展をリードする研究者の育成を目指しています。世界をリードする、ゲノム医療と解析研究拠点。医学(博士課程)保健学(博士前期課程、博士後期課程)医科学(修士課程)数学化学物理学生物科学宇宙地球科学高分子科学大学院・研究科紹介 大阪大学では、理学研究科、核物理研究センター、医学系研究科が協力して、加速器を用いた放射性核種の製造と医療応用について共同研究を実施してきました。本事業は、これを発展させ、体内からがんにα線を照射して治療するα線核医学治療の開発を目指します。 高エネルギーで短飛程というα線の性質と短寿命核種という特徴を利用することで、この療法は、高いがん細胞殺傷能力と周辺臓器の侵襲が少ないなど副作用の低減を同時に実現します。がん患者の1/3は初診時に隣接臓器湿潤、遠隔転移などの進行がんで、5年相対生存率が15%以下と大変低い状況であり、α線核医学治療はこの課題に対する解決法となることが期待されます。その実現に向けて、高ビーム強度、省電力のスケルトン・サイクロトロンの開発や、α線放射性核種の多量製造法と生成核種の自動分離法の開発に取り組んでいます。さらに放射性核種をがん標的剤と結合させて放射線医薬候補を製造し、治療効果と副作用の検証を行い、α線核医学治療の実現に結びつけることを目指します。 ゲノム研究は次世代シーケンサーの革新的な進歩とともに、この10年で大きく発展しました。ゲノム研究は実験を主とした研究に加えて、コンピューター科学や情報解析学との協働が必要です。バイオインフォマティクスイニシアチブは、大規模ゲノムデータ解析について学内外の部署・機関が連携し、バイオインフォマティクス研究の推進と人材育成を行っています。 がんの分野では「がんゲノム医療」が2017年に策定されたがん対策推進基本計画(第3期)の最重点課題となり、ようやくがんの網羅的・探索的ゲノム解析の成果が患者さんに還元される時代が来ました。阪大附属病院は、本邦初のCAP-LAP(国際的な臨床検査室の品質保証)認証の遺伝子解析室を有し、高品質かつ迅速ながん遺伝子パネル解析を行い、結果を患者さんにお返しする体制を整備しています。 ゲノム医療の対象疾患はがんだけでなく、多くは難治性である遺伝性疾患や糖尿病などの生活習慣病にもゲノムが関連しています。さらに免疫療法や再生医療にもゲノム解析は不可欠であり、患者さんの協力の上に成り立つ阪大バイオバンクを利活用して、単一疾患研究だけでなく、臓器や疾患横断的な研究も推進しています。このようにゲノムに関するソフトとハードの体制が整った環境のもと、世界で活躍するゲノム世代の医療者を育成することを目標のひとつとしています。理学研究科と医学系研究科が協力して進行がん治療法を開発する。ゲノム世代の医療者の育成とゲノム医科学の研究拠点。■Topics■Topics各研究科資料のご請求方法は各研究科のホームページをご覧ください。資料請求はこちらホーム > 学部・大学院・施設 > 大学院 > 各研究科パソコンからα線核医学治療実現へのステップゲノム医療46

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