大阪大学 大学案内2019
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■Topics■Topics世界的な学者の招聘および外国人教員の採用、国際研究集会の開催、外国大学との交流、留学生の受け入れ・派遣、外国語による授業など、“世界に開かれた大学”を実践しています。※1 「グローバルCOEプログラム」の前身。※2 江戸時代から今日に至るまでの関西企業家  に関する諸情報を集積。コンピュータ可読型  のデータベースや映像化を行った研究。 MIFAプロジェクトは、欧米型のメディエーションシステムに基づく「国際家事メディエーション」についてその役割や課題を検討することを目的に、日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)として採用された研究プロジェクトです。 「国際家事メディエーション」は、「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」(ハーグ条約)に基づく子の引渡し・面会交流にかかる「友好的な解決」を促進すべく、日本でも導入されています。しかし、従来からある日本の「家事調停」と「メディエーション」の関係についてすら必ずしも明らかにされているとは言えず、また高葛藤となりやすい国際家事事件を適切にマネージすることのできるメディエーターのトレーニングもほとんどなされていません。法律上も実務上も克服すべき課題が山積しているのです。本プロジェクトでは、比較法調査と海外のメディエーション機関および国内外の実務家との連携によって、理想的な国際家事メディエーションシステム(日本型モデル)を提唱することを目指しています。理想的な日本型紛争解決モデルを目指して̶MIFAプロジェクト本研究科では社会の状況・ニーズおよび国際的視点をつねに踏まえ、実務的かつ独創的な研究を行っています。法学・政治学の研究において国内最高レベルの水準を誇り、産業界・法曹界・地域と連携し、私たちの社会に実質的に役立つ知的ストックの還元を目標としています。法学・政治学研究をリードする。 本研究科は、本学の社会経済研究所と共同して経済学の分野において世界水準の研究・教育を行なってきました。2003~2007年度、「21世紀COEプログラム※1」に採択され、アンケート調査や経済実験といった新しい手法を用いた行動経済学の拠点を形成。さらに2008~2012年度の「グローバルCOEプログラム」ではこの成果をより発展させ、国際共同研究を実施。自然科学系の研究者と「神経経済学」といった学融合的研究を進め、着実に成果を上げてきました。このような実績を踏まえ、さらにその実力を発揮すべく、行動経済学、神経経済学を含めた様々な分野の学融合研究を推進し、人間行動研究のフロンティアを目指しています。 経営学の分野では現代マネジメント・サイエンスを時代に先駆けて導入し、一貫して高度に分析的・数理的・統計的な研究手法の開拓を推進。教育面では金融保険関係の人材養成、さらにMOT(技術経営)コースやグローバル・マネジメントコースを新設して社会の期待に応えています。歴史研究の領域では、ドグマにとらわれず、根本資料の発掘とその科学的分析を重視する実証史学の見地に立脚。幾多の斬新な研究業績を上げて“大阪学派”を主導しています。「関西企業家ライブラリーの構築※2」はそうした成果の一環です。学融合研究の推進による人間行動研究のフロンティアへ。1953年の創設以来、本研究科は一貫して「近代経済学」を研究の中心に据え、輝かしい実績を重ねてきました。充実した教育体制と環境により、院生は効率的に学界の最前線へと到達できます。また研究者育成だけでなく、高度な経済知識・分析力を活かし、企業社会で活躍できる知的スペシャリストの養成にも力を注いでいます。経済課題に立ち向かえる、真のプロを育てる。特集大学院研究科紹介教育システム教育環境インフォメーション経済学経営学系経済学研究科大学院法学研究科大学院法学・政治学文学研究科/人間科学研究科/法学研究科/経済学研究科Mikkによる研修の様子Mikk(International Mediation Centre for Family Conict and Child Abduction)による研修参加者とMikk講師陣45

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