大阪大学 大学案内2017
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よくある質問?!特集教育システム教育環境インフォメーション学部紹介基礎工学部基礎工学部の教育の特徴はなんですか?数学と物理を充実させた基盤教育、理学と工学のバランスのとれた専門教育が特徴です。QA■TopicsAR組立支援システム。HMDに表示される指示に従うと確実に組立を完成できる。■Topics 現実世界に計算機情報を重畳表示することで様々な作業を支援する「拡張現実感(AR)」技術について、画像認識、ユーザインタフェース、ディスプレイ装置などの様々な側面から研究開発を進めています。物体の形状や人の動きを計測し、それに基づいて適応的に情報提示することで、より高度な作業支援が可能になります。例えば、右図のシステムではブロックの組立状況を自動的に検知し、次に配置すべきブロックを頭部搭載型ディスプレイ(HMD)に表示することで、誰でも間違わずに組立を完成できます。情報科学科AR技術により、高度な作業支援が可能に。 人間性を育む質の高い教養教育と言語・情報活用能力の養成、数学・物理を充実させた基盤教育、理学と工学のバランスがとれた専門教育を教育の特徴としています。基礎知識を備えたうえで、つねに新分野に挑む意欲、興味あることに時間を忘れて打ち込む情熱をもち、自分の考えを述べ、多様な意見にも耳を傾けて対話できる人になってください。 エレクトロニクスコースでは他分野に渡り研究されていますが、その中でも私は太陽電池の研究をしています。太陽電池作成専用の施設もあり、研究環境はとても充実しています。また、授業以外の時間は自由に使えるため、私は部活動やアルバイト、旅行など、様々な経験をすることもでき、とても充実した学生生活を送ることができたと思います。上質な教育環境で成長してほしい。河原 源太大学院基礎工学研究科長・基礎工学部長専門分野:熱流体工学充実した研究環境と学生生活久保田 晴香静岡県立富士高校出身博士前期課程1年生(システム創成専攻 電子光科学領域)在学生からのメッセージ教授からのメッセージ洗濯バサミ分子の超音波応答性分子集合による安定溶液の瞬間ゲル化。新たな電子機能を持つ強相関電子系物質の合成に使われる赤外集光加熱型単結晶育成装置。 固体中の電子の間に強い相関がある物質は強相関電子系と呼ばれています。強相関電子系では、スピン・電荷・電気軌道などの電子の多自由度が複雑に絡み合うことによって超伝導現象をはじめとする多彩な物理現象・電子物性が実現されます。これらの多彩な現象・物性を巧妙に組み合わせることによって、現実の物質中に予期せぬ物性・機能の実現を目指して研究しています。一例として、新世代の材料として期待されているのが「マルチフェロイック物質」と呼ばれる、強誘電体と強磁性体の性質を兼ね備えた新たな電子機能を持つ強相関電子系を探究し、その電気的な性質を磁場で制御したり、逆に磁気的な性質を電場で制御するといった従来にない新規物性の開拓を行っています。 音で分子は集まらない。石鹸や化粧品、食品など多様な分野で重要な役割を演じる「分子集合」の科学におけるこの常識は、洗濯バサミのような形状をした新しい分子を生み出すことで打ち破られました。この分子を微量溶かしたサラサラの溶液に、弱い超音波をビッと数秒照射すると、分子が連続的にかみ合う特異な分子集合が起こり溶液は瞬間的に固まります。この新現象は現在、免震、漏えい防止に必須の瞬間固化や、瞬間発光技術への応用に向け、基礎的、応用的観点から研究が進められています。電子物理科学科新たな電子機能を持つ物質の創成。化学応用科学科超音波で集まる分子。43

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