大阪大学 大学案内2017
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話し方が人物像を表す!?「役割語」とは何か。ホーム > 研究 > 研究者総覧パソコンから知を拓く人。̶新しい探求と挑戦̶Person金水 敏(きんすい さとし) 文学研究科 教授1956年、大阪生まれ。博士(文学)。大阪女子大学講師、神戸大学助教授等を経て現職。専門は、日本語文法の歴史(指示詞、受身、存在表現等)、および役割語研究。おもな編著書に『意味と文脈』(共著、岩波書店、2000年)、『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房、2006年・新村出賞受賞)、『シリーズ 日本語史1~4』(共編著、岩波書店、2008~2016年)、『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』(岩波書店、2003年)、『役割語研究の地平』(編著、くろしお出版、2007年)、『役割語研究の展開』(編著、くろしお出版、2011年)、『ドラマと方言の新しい関係̶『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ̶』(共編、笠間書院、2014年)、『コレモ日本語アルカ?̶異人のことばが生まれるとき̶』(岩波書店、2014年)、『〈役割語〉小辞典』(研究社、2014年)等がある。「そうじゃ、わしが知っておるんじゃよ」。この話し方を聞いて、あなたはどんな人物を思い浮かべますか。金水教授は、特定の人物像を想像させる特徴のある話し方を「役割語」と呼び、その歴史やバリエーションなどの研究を進めています。役割語の研究は、マンガ・アニメをはじめとする日本のポップカルチャーの海外進出とともに、世界の言語における研究へと広がりつつあります。2

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