大阪大学 大学案内2017
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免疫反応の鍵を握る、「制御性T細胞」の発見。ホーム > 研究 > 研究者総覧パソコンから知を拓く人。̶新しい探求と挑戦̶Person坂口 志文(さかぐち しもん) 免疫学フロンティア研究センター 教授(特別教授)1951年、滋賀県生まれ。1976年、京都大学医学部を卒業。免疫学に興味をもち、京都大学大学院博士課程、愛知県がんセンター研究所で自己免疫病の研究に従事し、1982年に医学博士の学位を取得。1983年に渡米。Johns Hopkins大学、Stanford大学で研究後、Scripps Research Instituteの助教授を経て、1992年に帰国。東京都老人総合研究所免疫病理部門長を経て、1999年より京都大学再生医科学研究所教授、2007~2011年まで同研究所所長を務める。2011年に大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授に就任。2013年より大阪大学特別教授、2016年より大阪大学名誉教授。日本学士院賞、紫綬褒章、慶應医学賞、ガードナー国際賞など受賞多数。米国科学アカデミー外国人会員。これまで医学の分野では、「いかに免疫力を強化できるか」が課題とされてきました。これに対して、「いかに免疫反応を抑制できるか」を研究し続けているのが坂口特別教授です。長年にわたる実験・観察の結果、免疫反応を抑制することに特化したリンパ球「制御性T細胞」を発見。自己免疫疾患やアレルギー、がん治療に新たな光をもたらす研究が、世界中から注目を集めています。8

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