京都大学 大学案内2019
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〈薬理ゲノミクス(ゲノム創薬科学) / 平澤明 准教授〉●生体内オーファンG蛋白質共役型受容体のリガント探索 ●遺伝子改変動物、病態動物を用いた遺伝子の個体レベルの機能解析 ●患者個人の遺伝子多型情報に基づいた至適臨床薬物療法の実現〈ケモゲノミクス(薬品有機製造学) / 大野浩章 教授〉●複雑な化学構造を有する生物活性化合物の合成と創薬展開 ●複雑な化学構造を一挙に構築するための新反応の開発 ●新しいペプチド・ペプチドミメティクスの化学合成法の開発と応用 ●Gタンパク共役型受容体リガンド・プローブの創製 ●化合物ライブラリーの構築と応用〈システムバイオロジー(時間医薬) / 土居雅夫 教授〉●時間医薬科学の創成を目指した先端的システムバイオロジー研究●体内時計を基盤とした老化・加齢の時間治療戦略の開発 ●G蛋白質共役受容体による睡眠・代謝・環境適応の脳内基盤の解明 ●生体リズム異常による生活習慣病の解明とヒトへの臨床応用 ●化合物ライブラリー網羅探索に基づく生体リズム調整薬の創出〈システムケモセラピー(制御分子学) / 掛谷秀昭 教授〉●多因子疾患(癌、心疾患、感染症、神経変性疾患、免疫疾患、糖尿病等)に対する次世代化学療法の開発を指向した先端的ケミカルバイオロジー研究 ●創薬リード化合物の開拓を指向した新規生理活性物質の天然物化学・天然物薬学 ●ケモインフォマティクス、バイオインフォマティクスを活用したシステムケモセラピー研究およびメディシナルケミストリー研究 ●有用物質生産・創製のための遺伝子工学的研究(コンビナトリアル生合成研究等)〈統合ゲノミクス / 緒方博之 教授〉●ウイルスゲノムの多様性理解と機能解析 ●微生物群集と環境の相互作用の解明 ●創薬と環境保全への応用を目指した大規模遺伝学データの統合〈分子設計情報 / 馬見塚拓 教授〉●バイオインフォマティクス:ゲノムワイドなデータからの情報処理技術による知識発見 ●先端情報科学技術の創出による生命情報解析・創薬技術の高度化 ●薬物投与データからの生体分子間ネットワーク推定による創薬インフォマティクス ●生体分子の生命機構の理解に向けた情報抽出技術の高精度化 ●システムズバイオロジー:計算機による模倣からの生命現象の解析・理解医薬創成情報科学専攻〈実践臨床薬学 / 山下富義 教授〉●臨床薬物動態のモデリング&シミュレーションに関する研究 ●薬物動態・薬効変動の機構解明と個別化医療への応用 ●臨床薬物治療情報のデータマイニングとそれに基づくリスクアセスメント統合薬学教育開発センター〈薬品動態制御学 / 樋口ゆり子 講師 / 山下富義 教授(兼務)〉●治療の最適化を目的とする薬物の体内動態制御法、製剤設計法の開発 ●ナノ製剤の物性/薬効/毒性相関の分子機構解明と評価技術の開発 ●ドラッグデリバリーシステム技術を活用した細胞製剤化に関する研究 ●ケモインフォマティックスに基づく薬物動態特性のインシリコ予測 〈臨床薬学教育 / 米澤淳 准教授〉●薬物の体内動態解析に基づく薬効・副作用発現機構の解明 ●個別化医療を目指したバイオマーカーの探索 ●薬物動態と薬効の速度論的解析に基づく個別化投与設計に関する研究〈病態機能分析学 / 小野正博 教授〉●脳疾患、心疾患、がん、糖尿病などでの生体機能変化をインビボ解析する分子イメージング法の開発とそれによる病態及び薬物作用の解明に関する研究●病態の特性に基づく標的部位選択的移行性、選択的活性化を示す機能性画像診断・治療薬剤の創薬研究●生理活性金属化合物の生体作用の解明と治療への応用に関する研究〈病態情報薬学 / 髙倉喜信 教授〉●Exosomeを利用したドラッグデリバリーシステムの開発 ●遺伝子導入技術を基盤としたサイトカイン・免疫療法の確立 ●核酸ナノ構造体を利用したタンパク質・核酸医薬品デリバリーシステムの開発〈生体機能解析学 / 金子周司 教授〉●TRPチャネルなどの膜輸送タンパク質を対象とする病態生理機能解析、薬効解析、ゲノム科学に関する研究 ●神経・グリア・免疫細胞連関の病態および薬効への寄与に関する研究 ●痛みの発生制御基盤および鎮痛薬の作用機序に関する研究 ●薬物有害事象や薬物依存の分子および細胞メカニズムに関する研究〈医療薬剤学 / 松原和夫 教授〉●医薬品の副作用・毒性の発現機序および対策に関する研究 ●分子標的型抗がん剤の薬効・副作用と血中濃度の相関に関する研究 ●薬物トランスポータの分子・細胞生物学的解析 ●医薬品の有害反応に関する疫学的調査研究 ●中枢および末梢神経障害の病態と治療薬に関する研究 ●疼痛の病態生理と鎮痛薬、緩和医療に関する研究薬学専攻〈生体分子認識学 / 竹島浩 教授〉●小胞体Ca2+シグナリングに関する研究 ●中枢系の機能制御と情報伝達に関する研究 ●筋細胞の膜構築と機能に関する研究〈遺伝子薬学 / 三宅歩 講師〉●細胞増殖因子(FGF)の脂肪組織 脳形成などにおける役割の解明 ●遺伝子探索法による新規細胞増殖・分化因子遺伝子の探索と構造解析 ●遺伝子機能抑制小型魚類の作成による新規遺伝子の個体レベルでの機能解析 ●遺伝子欠損マウスの作成による新規遺伝子の機能解析とその分子機構の解明 ●組織形成・組織修復の分子機構の解明と再生医学への応用〈生理活性制御学 / 井垣達吏 教授〉●細胞競合の分子機構に関する研究 ●細胞間コミュニケーションを介したがん制御機構に関する研究 ●細胞老化を介したがん制御機構に関する研究〈生体情報制御学 / 中山和久 教授〉●低分子量GTPaseによる細胞内タンパク質輸送の調節機構 ●繊毛内のタンパク質輸送と繊毛形成の調節機構 ●細胞内タンパク質輸送による多様な細胞機能の調節機構 ●生体膜の非対称性の制御による細胞機能の調節機構〈神経機能制御学 / 根岸学 教授〉●細胞形態及び細胞運動におけるRhoファミリー低分子量G蛋白質の機能の研究 ●細胞形態及び細胞運動におけるRasファミリー低分子量G蛋白質の機能の研究 ●神経軸索ガイダンス分子のシグナル伝達機構の研究〈生体機能化学 / 二木史朗 教授〉●細胞機能・遺伝子を制御する生理活性蛋白質の創製 ●ペプチドを基盤とするバイオ高分子の細胞内導入法の開発とその原理 ●生体膜の構造変化を誘起する蛋白質・ペプチドの機能設計 ●人工転写調節蛋白質の設計と遺伝子発現制御 ●膜蛋白質の会合制御とシグナル調節  〈薬科学科〉◆概要/卒業生のうち、9割以上が修士課程へ進学し、修士課程を修了した学生の2~3割が博士後期課程に進学します。修士課程修了者は8~9割が製薬会社などに専門性を活かして就職するほか、幅広い分野の企業にも就職します。博士後期課程修了者の就職先も修士課程と同様ですが、国内外の研究機関や国公私立大学にも就職するのが特徴です。◆就職先の例(修士課程修了者)/アステラス製薬(株) MSD(株) 小野薬品工業(株) 小林製薬(株) 参天製薬(株) JSR(株) 塩野義製薬(株) 第一三共(株) (独)医薬品医療機器総合機構 日本新薬(株) ファイザー(株) 富士フイルム(株) など〈薬学科〉◆概要/卒業生のうち、1~2割が博士課程に進学します。学部卒業生はその多くが製薬会社などに専門性を活かして就職するほか、1~3割が薬剤師として医療機関に就職します。四年間の博士課程修了者の就職先も学部卒業生と同様ですが、国内外の研究機関や国公私立大学にも就職するのが特徴です。◆就職先の例/京都大学医学部附属病院 アステラス製薬(株) 小野薬品工業(株) 大鵬薬品工業(株) 田辺三菱製薬(株) 中外製薬(株) 日本新薬(株) など就職(官公庁等)3.2%2017年度卒業生の状況進学(大学院)94.4%就職(民間企業)5.6%薬科学科[4年制]就職(病院・薬局薬剤師)12.9%進学(大学院)16.1%就職(民間企業)61.3%その他6.5%薬学科[6年制]◆取得可能な資格/薬学科(6年制)の卒業見込みの者および卒業生には、薬剤師国家試験の受験資格が与えられます。Faculty of Pharmaceutical Sciences卒業後の進路059KYOTO UNIVERSITY GUIDE BOOK 2019薬学部Faculty of Pharmaceutical Sciences

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