京都大学 大学案内2019
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薬学部Faculty of Pharmaceutical Sciences薬学部が望む学生像京都大学・薬学部は総合科学としての薬学の基礎体系を習得し、創薬と医療薬学に関わる科学者、技術者、薬剤師を育成することを目標とし、次のような学生を求めています。●薬科学科[4年制]の使命は医薬品の創製です。自ら考え、主体的に知識を広げて探求するなど、医薬品を創造するための素質と豊かな心をもつ人を求めています。●薬学科[6年制]の使命は最適な薬物治療の実現です。医療の進歩と発展を担うための向上心、探求心、そして行動力をもち続けられる人を求めています。薬科学科[4年制]薬学科[6年制]京都大学の薬学部とは薬の創造と適正使用のための学びの場人類の健康に大きく貢献する薬は、現代社会に不可欠です。京都大学の薬学部は、そうした薬を創造・創製し、適正に使用するための学問を行う場です。また、薬の開発は先端的な科学と技術の融合によって成り立っており、京都大学の薬学部では化学系、物理系、生物系、医療系などの幅広い専門知識と医療人としての心を学び、社会に貢献することをめざします。約80年の歴史をもつ薬学の教育・研究京都大学の薬学教育と研究は昭和14(1939)年、医学部薬学科としてスタートしました。以降、薬学への社会的ニーズに対応し、発足時の有機化学系と分析化学系に生命科学系と医療系などの研究分野を加えることで総合科学としての薬学の教育・研究体制を整え、現在に至っています。目的別に4年制と6年制の2学科を設置(4年次に学科振分け)薬学領域は近年の生命科学の進歩と医療の高度化にあわせ、新しい概念に基づく医薬品の創製・発展と医療への貢献に対応できる教育が求められています。その具体策のひとつが薬剤師国家試験の受験資格取得を履修6年間とした教育制度改革です。京都大学の薬学部もこれらに対応、医薬品の創製を担う創薬科学研究者・技術者を養成する4年制の「薬科学科」、高度医療を支える薬剤師や医療薬学の研究者・技術者を養成する6年制の「薬学科」、2学科それぞれの目的に則した人材育成を進めています。※学科振分けは本人の希望及び成績に基づいて、4年次進級時に行います。創薬・医療薬学研究のトップリーダー大学院薬学研究科に4年制の薬科学科卒業生に向けた薬科学専攻と医薬創成情報科学専攻、6年制の薬学科卒業生に向けた薬学専攻を設置、研究能力を高める体制を整えています。また、文部科学省から「創薬・医療薬学分野の特色ある研究・教育プログラム」に採択されるなど、先端科学研究と社会貢献というトップリーダーに課せられた使命の遂行に努めています。056KYOTO UNIVERSITY GUIDE BOOK 2019

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