京都大学 大学案内2019
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京都大学医学部附属病院(京大病院)には、世界や日本の医学をリードする医師が数多くいます。また、近年多くの新しい部門・設備も整えられています。例えば基礎医学との橋渡しとしての臨床研究センターが役割を果たし、いち早く患者さんに最先端の医療を届けています。また、地域の医療機関との連携により医療の効率を上げる地域医療ネットワークも機能しています。初期診療・救急医学の部門も整備され、多くの救急患者さんを助けています。京大病院には移植医療や、分子治療、あるいはiPS 診療部など最先端の医療があり、世界の最前線を経験できます。がん専門病棟も整備され、診療・治療・教育の場として充実した施設です。最先端の医療、教育の場医学部附属病院京都大学医学部医学科では、基礎医学研究者を育成するための道が種々用意されています。医学のさらなる発展と未来を見つめて取り組む基礎医学研究者の育成●ラボ・ローテーション/1年次後期から研究室をまわり、各々の研究室での研究活動に参加します。ラボ・ローテーションを通じ、医学研究のさまざまな分野と手法を広く見聞・体験しながら、研究者としての適性を判断し、性分にあった実験手法と分野を見いだすことを目的としています。●MD-PhDコース/ラボ・ローテーション、ラボ配属を経て、医学研究者を目標に定めた学生が早期に研究の機会を得ることができるコースです。4年次修了時点で学部を休学して大学院博士課程へ進学、医学博士の学位(MD-PhD)を取得後、学部5年次に復学するコース(学部挿入型)と、学部を卒業後2年以内に大学院博士課程へ進学、最短3年で医学博士の学位(MD-PhD)を取得するコース(卒後進学型)があります。●基礎医学研究者育成プログラム/東京大学、大阪大学、名古屋大学、京都大学、4大学の合同で、長期的視点に立った基礎医学研究者の育成プログラムを開発すべく、医学分野における教育体制の強化と研究の活性化に取り組んでいます。1年次全員を対象としたプライマリーコースはカリキュラムに組み込まれおり、アドバンスドコースでは選抜された学生20名程度を対象に、論文精読会や基礎医学セミナー、ラボ・ローテーションでの研究成果発表、短期海外留学や学会参加へのサポート、4大学合同リトリート、コンソーシアムを組む連携大学(福井大学・滋賀医科大学・神戸大学・京都大学)間でのリトリート・交流会を行っています。◆全国リトリート2017◆概要/研究分野によっては大学院に進学する者もいますが、一般的には医師免許取得後、医学部附属病院あるいは研修病院において2年間の卒後臨床研修を行います。◆取得可能な資格/医学科の所定課程を修了し、卒業した者および卒業見込み者には、厚生労働省が実施する医師国家試験の受験資格が与えられます。その他3.6%進学(大学院)0.9%2017年度卒業生(110名)の状況※医師国家試験合格者107名(97.3%)研修医95.5%Faculty of Medicine卒業後の進路課外活動医学部には公認団体が体育系・文科系あわせて29団体あり、課外における活動も活発です。Topics051KYOTO UNIVERSITY GUIDE BOOK 2019医学部Faculty of Medicine

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