京都大学 大学案内2019
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入学当初2年間は教養教育を軸とする「全学共通科目」の履修が主体となります。並行して、医療人の素養をはぐくむ取組や研究マインドを育成するチャレンジが始まります。国際的に活躍する医学者・医療人を育成するために、外国人教員による英語での生物学授業も用意されています。なお、「全学共通科目」は3・4年次での履修も可能で、グローバルに活躍する人材を育成するために、医学科所属の外国人教員が担当する医学関連の英語セミナー(ILASセミナー)の履修を推奨しています。基礎医学の履修は、3年次から本格的になり、生命科学の深淵に触れる学習を、さまざまな面から掘り下げて深めていきます。同時に、京都大学では、多くの学生が様々な研究室で研究に参加しています。世界的な先進的研究を行っている研究室が多く、身をもって最新の医学研究を体験できる機会となっています。このため、早い時期から海外で研究を行う学生も少なくありません。生命科学の深淵に触れながら、医学を多用な面から掘り下げる基礎医学臨床の現場に適応し、責任をもって診療できるリーダー人材を育む臨床医学学びの紹介京都大学 医学部附属病院 研修医(2年目)平田 惟子さん京都大学 医学部 医学科 2017年3月卒業京都府 京都教育大学附属高等学校 出身京都大学 大学院 医学研究科 医学専攻 博士課程1回生 細胞機能制御学分野 所属九野 宗大さん京都大学 医学部 医学科 2018年3月卒業岐阜県 岐阜高等学校 出身基礎医学研究への誘い基礎医学研究者の育成は京大医学科の使命のひとつです。京大では研究に興味をもつ学生の研究室受入れ体制が整っており、望めば1年次から世界の第一線で活躍する研究者と議論を交わし、実験することができます。私は医師を志して京大の医学科に入学しましたが、研究室で実験の手ほどきを受け、先生方との議論を通じ、基礎医学に引き込まれていきました。また、第一線の先生方の講義は私の興味を生命科学や基礎医学へ向けました。これらを通じ、基礎医学研究者になりたいとの思いが強まり、大学院に進みました。今は鉄とオートファジーの研究に従事し、充実した日々を送っています。京大の医学科を志す皆さんには自ら学びの場所を求め、学問・研究に没頭して欲しいと思います。自由に学んで自由に選ぶ高校の頃、医学を広く総合的に学びたいと思い、京大の医学科に入学しました。在学中、実感したのは自分がしたいと思ったことを全力で支援・指導してくださる先生方がいることの素晴らしさ。特に研究室や留学への門戸は広く、海外で臨床実習を経験したことで視野が広がり、自身の可能性を模索するに際し有意義でした。さらに6年間、世界でトップレベルの研究・臨床をされている先生方から指導を受けられるのも京大医学科の魅力です。研修医になった今もこれらの経験を活かし、患者さんの役に立てるように励んでいます。振り返れば京大の医学科には、自分のしたいことを自分で選び、学ぶことができる環境があります。皆さんもぜひ、ここで自分の可能性を切り開いていってください。臨床医学は主に3年次後半から4年次の授業で学び、5・6年次では病院での実習を行っています。京都大学では、平成26年度より新しい実習カリキュラムを導入し、単に医学知識を習得するだけでなく、臨床の現場に適応し、責任をもって診療できるリーダーとしての人材を育成することをめざし、参加型に重点をおいた実習を実施しています。実習は医学部附属病院だけではなく、学外の実習病院でも行われ、そこでは第一線で医療に携わる経験豊かな医師が臨床教授として学生教育に携わっており、豊富な臨床経験に基づいた少人数教育が行われます。このような密度の濃い臨床教育を通じ、最新の医療とその発展に貢献できる人材育成をめざしています。1年次3年次5年次2年次4年次6年次教養教育(全学共通科目)人文・社会科学科目群 自然科学科目群外国語科目群 情報学科目群健康・スポーツ科目群キャリア形成科目群統合科学科目群少人数教育科目群専門科目基礎医学社会医学臨床医学マイコース・プログラム臨床実習入門コース医師国家試験臨床実習医学部・医学科のカリキュラム概要▲共用試験(CBT・OSCE)医学部 医学科卒業生からのメッセージ050KYOTO UNIVERSITY GUIDE BOOK 2019医学部Faculty of Medicine

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