京都大学 大学案内2019
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理学部Faculty of Science理学部が理想とする学生像●自由を尊重し、既成の概念を無批判に受け入れることなく、 自ら考え、新しい知を吸収し創造する姿勢をもつ人。●高等学校の教育課程により培われる十分な科学的素養、 論理的合理的思考力と語学能力を有し、粘り強く問題解決を試みる人。理学科京都大学の理学部とは自然の“秘密”を解くことを愉しむ学部自然はどのようになっているのか、なぜ自然はそのように成り立っているのか、自然を動かす法則は何なのか、私たち人間は常々このような疑問を抱きます。京都大学の理学部は、誰も答えを教えてくれない自然への疑問をもつ人たちが集まり、自然の声に耳を傾けならが疑問を解いていくと共に、どこまでも深い自然の“秘密”を探り続けることを愉しむ学部です。従来の枠組みにとらわれない人材を育成京都大学の理学部は理学科のみの1学科制です。この制度の意図は、分野・領域が多岐にわたる理学を学ぶ過程で発見した自身の適性に応じた専門選択を可能にするためであり、あわせてそうした自由性により、従来の学問分野の枠組みにとらわれない人材を育成することも狙っています。教育の基本方針は個々の意欲の尊重京都大学の理学部では3年次から5学系のいずれかに選択分属、少人数でのゼミや実験・実習などの研究活動を通じ、専門知を獲得していきます。その間、最も大切なのは自ら学ぶ意欲に他なく、その尊重と伸長を教育の基本方針としています。数多くの独創的な研究者を輩出京都大学の理学部はノーベル賞やフィールズ賞など、国際的トップレベルの賞の受賞者をふくめ、これまで数多くの著名かつ独創的な研究者を輩出してきました。あわせて、自ら開拓した新たな研究分野に挑み続ける“革新”の伝統は今も息づいています。こうした学問の創造や開拓は、研究・教育への自由性が育んだ結果です。現在、計画・遂行されている新たな研究プロジェクトも数多く、学生の教育にフィードバックされる先端知も決して少なくありません。044KYOTO UNIVERSITY GUIDE BOOK 2019

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