京都大学 大学案内2019
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経済学部Faculty of Economics経済学部が望む学生像京都大学・経済学部の教員たちは、経済学・経営学の教育は、社会で直ちに役立つ知識を与えるだけでなく、主は学問的な基盤と共に、柔軟な思考力と創造性を養わせることだと考えています。これを前提に、大学で自主的に学び、社会人になってからも経済活動を通じ、成長し続けようとする学生の入学を望んでいます。また、京都大学の経済学部はこれまで、産業・経営・学術・行政などの領域で活躍する人材を数多く輩出してきました。こうした伝統の継承をふまえつつ、そこに自分らしい発展を加える意欲をもつことも望む学生像に他なりません。※なお経済学部は高等学校の文系教育課程に対応した一般学力検査による選抜(190名)だけでなく、理系の教育課程に対応した学力検査による選抜(25名)も行っており、平成28(2016)年度入試から「特色入試(25名)」を導入しています。これらは数学などに現れる理科的才能や総合的な学力と共に、長文読解力、問題発見力、論理的思考、柔軟な思考と創造性、高い自学自習の能力を経済学の発展に結びつけることを期待しての取り組みです。経済経営学科京都大学の経済学部とは伝統性と先端性の統合法学部(法科大学)が創設した明治32(1899)年以来、京都大学では経済学関連の講義を行っています。この間、京都大学の経済学部は多数の著名な研究者をはじめ、個性的な実業界のリーダーや各方面で活躍する優れた人材を輩出し続けてきました。但し永年の歴史と伝統、実績を誇るだけでなく、先端分野での拡充も絶え間なく図り、平成18(2006)年には経済学部と大学院・経済学研究科を母体とするMBA取得コース、経営管理大学院を開設しています。自学自習と少人数教育を重視京都大学の「自由の学風」を実践する経済学部は、学生の自学自習・自発自啓を基本精神としています。そのため学部科目はすべて選択科目とし、必修科目は設定していません。また、経済学や経営学の専門科目だけでなく、隣接分野である法学・政治学の科目をふくむ幅広い分野から自主的に選択し、自由に学ぶことができるようになっています。あわせて大学院との共通科目や経験豊富な社会人講師による講義も開講、学生それぞれの志望や学術的関心にあわせた学びを提供しています。演習による学生と教員の対話型学習京都大学の経済学部は演習(ゼミ)による少人数の学生と教員の対話型学習を重視しています。また、ゼミでは問題の本質を捉えつつ、学生が相互学習と議論・討論を通じてコミュニケーション能力を高めるなど、人間的にも大きく成長していきます。多様性と国際性の充実京都大学の経済学部は留学生入試、外国学校出身者入試、3年次編入学入試、特色入試など、多様な入試制度を他の国立大に先んじて導入してきました。その狙いは多様な経験と個性をもつ学生が刺激しあいながら切磋琢磨し、豊かな教養と人間性、国際感覚を身につけることにあります。なお留学生の比率は学内で最も高く、国際性にも溢れています。040KYOTO UNIVERSITY GUIDE BOOK 2019

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