京都大学 大学案内2019
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京都大学 法学部の特色制度・組織の設計・運営を指導する構想力を備えた人材を育成視野を広げる教養科目の充実「教養科目」は全学共通科目と法学部が提供する法学部基礎演習で構成されています。「全学共通科目」は人文・社会科学科目群、自然科学科目群、統合科学科目群、外国語科目群、情報学科目群、健康・スポーツ科目群、少人数教育科目群、キャリア形成科目群で構成されています。これら全学共通科目は4年間、どの学年でも履修できるようになっていますが、法学部では専門科目が主となる3年次までに学び、英語をふくむ外国語の運用能力や豊かな教養を培いつつ、視野を広げるようにしています。特別科目や演習で社会変化に呼応社会の全体像や動きを捉えるには経済学の知識も必要であり、法学部では経済学部の一部科目が履修できるようになっています。また、毎年必ず開講される基本的な専門科目に加え、新たな法律・政治現象や企業の法実務などに呼応する特別科目も年度ごとに開講しています。さらに3・4年次に配当される演習(ゼミ)では、少人数クラスで周到な予習に基づく活発な討論が行われています。年次進行にあわせて増える専門科目「専門科目」は内容に応じ、履修できる学年を定めています。まずは1年次、導入的な専門科目として、法学入門、政治学入門、家族と法などを履修します。2・3年次では法体系の全体像や基本の理解につながる憲法第一部・第二部、刑法第一部、民法第一部などの科目が配当されてあり、国際法第一部、刑法第二部、民法第二部などは4年次での履修も可能です。他の専門科目は3・4年次に配当されていますが、政治学関連科目と一定の基礎法関連科目についてはそれぞれ2科目に限り、2年次でも履修できるようになっています。自由度の高い科目選択と主体的学習専門科目に“必修”設定がないのも京都大学・法学部の特色です。その主旨は「自身の将来は自身で設計する」という考え方にあり、自分がどのような科目を選択し、どのような学習計画を構築するか、すべて学生各自の主体性に任されています。※堅実な学習を促すため、各学期(セメスター)に履修登録できる単位数には上限を設けています(キャップ制)。ヨーロッパの移民政策を主に学んでいます。但し私自身、入学当初から学びたいことが明確に決まっていたわけではありませんでした。そんな私には、自由度の高い京大法学部のカリキュラムはとてもあっていたと思います。大学での4年間、自分の興味の赴くままに学ぶことで、自分は何をしたいのか、何になりたいのか、これらを探っていきました。また、学内だけでなく、オランダでの1年間の交換留学や中国での短期留学など、大学の国際交流プログラムにも積極的に参加し、学外でも学ぶ機会を得ていきました。さまざまな学習経験を糧に、社会人になっても学び続けていきたいと思っています。京大の法学部をめざしたのは、政治や社会が抱える問題に関心があり、社会の仕組みを学びたいと考えたから。入学後は法律科目の講義を数多く履修する一方、ゼミは日本政治外交史を選び、近現代において日本が困難に直面した際、いかに対処したかという観点から先人の業績にふれました。こうした法律と歴史の双方を学ぶ過程から、自分もかつての先人のように日本が抱える課題を解決する一端を担い、課題解決のための新たなルールメイキングに携わりたいという思いが強まり、今は国家公務員をめざしています。皆さんも法律、政治、歴史、多様な分野を「自由の学風」のもとで学べる京大法学部にチャレンジしてください。自由度の高い京大法学部が私には最適でした中央省庁の一員となりこの国を支えるのが目標法学部 4回生守本 萌さん大阪府 北野高等学校 出身法学部 4回生新海 一輝さん大阪府 大阪教育大学附属高等学校池田校舎 出身在学生からのメッセージ037KYOTO UNIVERSITY GUIDE BOOK 2019法学部Faculty of Law

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