京都大学 大学案内2019
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京都大学 教育学部の特色心・人間・社会を探究し未来の教育を創造する人間らしさを擁護・促進する態度の養成全学共通科目による教養教育と学部科目による専門教育を有機的に関連させた学びを提供することで、現代人に必要とされる広い視野と異質さへの理解、多面的・総合的な思考と批判的判断力、これらを備えた「人間らしさを擁護し促進する態度」の養成を教育方針としています。ゆるやかに専門分化していく4年間入学当初は幅広く教養を培う全学共通科目を履修し、年次進行にあわせ、教育学部の専門基礎科目や専門科目に移行していきます。その間、幅広い視野や複眼的な思考力の獲得をめざし、他学部が全学共通科目に提供している専門科目の履修も推奨しています。〈履修の要点〉●1年次/必修専門科目の「教育研究入門」、推奨科目の「情報学」などを履修します。また、教職科目はもとより、教育学部の教員は全学共通科目の諸講義や少人数教育科目群「ILASセミナー」なども担当しており、これらを履修するのも有益です。●2年次/教育学部の専門基礎科目を主に履修します。あわせて3年次の学系分属を意識しながら、専門分野への興味・関心や自身の適性を見定めます。●3年次/現代教育基礎学系、教育心理学系、相関教育システム論系、いずれかの学系に分属し、各専門科目を学びます。●4年次/学びの集大成となる卒業論文を作成します。大学院に進学する学生にとっては、卒業論文の作成が研究者の道を行く第一歩となります。教育に多様な観点から向きあう3学系京都大学の教育学部は1学科(教育科学科)3学系で編成しています。これは教育に関する総合的な理解が必要な学部レベルでは、教育に関連する諸科学の習得に向けた基礎教育を重視するためです。あわせて“ゆるやかな”専門的分化を図ることで、現代の教育が抱える複雑かつ重層的な問題に向きあい、多様な観点から解明していける能力を養います。※各学系の詳細は次ページ参照教育学部と聞くと教員養成を思い浮かべるかもしれませんが、この学部には心理学、教育方法学、比較教育学など、さまざまな分野に関心をもつ学生がいます。また、それぞれの興味・関心はちがって見えますが、“人”に焦点を当てることは共通しています。私自身は教育社会学とメディア文化学を主に学び、将来は多くの人の内面を豊かにする手助けをしたいと考えています。専門分野の知識を深めながら多様な学びの機会を与えられ、日々刺激を受けられる環境は本当に貴重なものだと思います。“人”やその営みに興味があるという人はぜひ、京大の教育学部をめざしてください。素敵な仲間と自由で充実した学生生活が待っていますから!!高校2年生の頃に心理学に興味をもち始め、京大のオープンキャンパスに行きました。そこでどのように研究が行われているかを少し知ることができ、あらめて「京大で心理学を学びたい」と思い、受験しました。今は教育心理学系に所属し、実験的手法を用いて道徳や社会規範に関する研究をしています。そんな今日までを振り返って思うのは、京大の教育学部は個々の要望に応じ、充実した学習・研究環境を提供してくれる素晴らしい場所だということ。受験勉強に行き詰ったら、興味のある学部や先生の本などを読み、京大でやりたいことを考えてみませんか。息抜きになるだけでなく、モチベーションアップにつながると思います。“人”が大好きな学生がたくさん集まる環境で自らの可能性を模索しています知への誘い教育学部 相関教育システム論系 3回生唐澤 和さん東京都 東京学芸大学附属高等学校 出身教育学部 教育心理学系 4回生澤田 和輝さん奈良県 東大寺学園高等学校 出身在学生からのメッセージ033KYOTO UNIVERSITY GUIDE BOOK 2019教育学部Faculty of Education

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