駒澤大学 大学案内2017
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人体模型を用いてCT検査で受ける放射線の量を調べる様子都市型がん医療連携を担う人材の実践教育(東京女子医科大学、杏林大学、帝京大学と連携)医療健康科学研究科は文科省の「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」に選定され5年目に入りました。2014年度より新たに「医学物理士養成コース」も立ち上がり、がん研究会 がん研有明病院での「放射線治療総合演習」も開始されました。大学での講義を中心とする学習に加えて、実際の治療装置や治療計画装置を用いて、安全で苦痛の少ない高い精度の放射線治療を目指す教育が行われています。2013年度に開設された「がん地域遠隔画像診断支援技術者養成コース」では、病院の放射線診断部門で使用されている読影端末を用いて、X線コンピュータ断層法(CT)や磁気共鳴画像法(MRI)による人体全身の任意方向の連続断層画像を観察することで正常解剖や病変の画像所見を体得する教育が行われています。今年度の目標は、完成したeラーニング教材の共同利用を、連携する4大学で進めて、教材の質向上を図ることです。「医学物理士・がん専門放射線治療技師養成コース」の2014年度4月の開設に向けて、2013年12月2日に公益財団法人がん研究会がん研有明病院との協定を締結した。本学駒沢キャンパスで開催されているスキルアップ・インテンシブセミナーでは、がんの画像診断検査についてコンピュータ断層画像法(CT)および磁気共鳴画像法(MRI)に分けて、それぞれ基礎から臨床まで約5回にわたる講義がなされている。確かに大量の放射線は人体に害を与えます。大切なのは人体の受ける放射線の量が極めて少量となるようにきちんと管理し、安全に利用することです。現在の医療にとって放射線の利用は欠かせないものになっています。放射線により、人体内部を精密に検査することや、以前は開腹手術が必要だった治療が血管を通して開腹なしに行うことが可能になっています。その恩恵は計り知れません。診療放射線技師はこのような放射線を使いこなすだけでなく、患者の受ける放射線の量を把握し、医療が安全に行えるよう配慮する役割も担っています。さらに、自分自身や医師、看護師等が受ける放射線の量も安全な範囲となるよう管理しています。あなたも診療放射線技師になり、そのような大切な役割を担ってみませんか。放射線って怖いんじゃないですか?Q:A:医療健康科学部094KOMAZAWA VOICE 2017

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