駒澤大学 大学案内2018
116/164

総合教育研究部は7つの部門からなり、全学部・全学年の学生を対象に全学共通科目(語学・教養・スポーツ)と教職科目を担当しています。多様・複雑・専門化する現代社会を生き抜くためには、一つの専門分野では足りません。大学時代に多様な学問世界に触れておくことが人間の幅を広げます。私たちが提供する豊富な科目群を利用して、ぜひ豊かな教養を身につけてください。総合教育研究部担当科目・専任教員紹介教 授 : 池上 良正専 門 : 宗教学現代社会と宗教A・B「宗教は素晴らしい」とか「宗教はこわい」などと言うとき、多くの現代人は「宗教」を日常生活とは異質の、何か特殊な世界のように考えている。この講義では、宗教学という、さまざまな宗教を客観的に比較研究する学問の成果を紹介しながら、「私たちの身近な生活に潜む宗教」について考えてみたい。教 授 : 河谷 淳専 門 : 哲学西洋思想の源流この授業では西洋思想の二大源流であるギリシア哲学(古代哲学)とキリスト教哲学(中世哲学)の歩みをたどることを通じて、「考える」ということがどういうことなのかを一緒に考えることにしたい。教 授 : 末木 恭彦専 門 : 中国哲学東洋倫理漢文による言説を儒学を中心として紹介している。本講義の特色は次の三つにある。(一)中国を中心として朝鮮・日本・ヴェトナムを視野に収めている。(二)広く学術や精神世界を展望し、その一部として倫理思想に論究する。(三)儒学を過去のものと考えず、未来への示唆を汲み取ろうとしている。教 授 : 矢野 秀武専 門 : 宗教学社会と宗教世界には様々な宗教があり、多様な思想や活動が見られる。また特定の集団には関わらないが宗教的と言える現象もある。本講義では、これらの宗教や宗教的現象について、無批判に肯定するものでもなく、闇雲に批判し遠ざけるものでもない、そういった視点から理解することの重要性について考えてみたい。教 授 : 小川 順敬専 門 : 宗教学文化人類学文化人類学は異文化社会の比較研究を通して文化の差異や共通性を明らかにし、文化とは何か、人間とは何かについて考えてきました。授業では、西欧世界によってもたらされた新しい宗教や価値観が異文化社会に与えた影響や、それに伴って生じた社会変化、文化変容の事例を通じて文化人類学を紹介します。講 師 : 滝沢 正之専 門 : 哲学哲学/哲学史/倫理学過去の偉大な哲学者たちの思考を参照しながら、古来より人間を悩ませてきたさまざまな難問を論理的に考えていきます。過去はどこへ行ったのか?神は存在するのか?人間は真理に到達できるのか?人生に意味はあるのか?どのような社会をつくるべきか?多種多様な問題を徹底的に考えます。教 授 : 小沢 誠専 門 : 数学数学数学は紀元前から続く歴史を持つ学問であり、一度証明されればその公理系の枠組みでは永遠に真であるという不変性を持つ。数学の分野は、数学基礎論が土台となり、その上に純粋数学(代数学・幾何学・解析学)、更にその上に応用数学が成り立つ。私の講義では、微分積分・線形代数・情報数学を扱う。教 授 : 篠原 正雄専 門 : 天文学宇宙科学Ⅰ・Ⅱ宇宙はかつて考えられたような永遠不変の静かな広がりばかりではなく、爆発して衝突し荒々しく進化していく世界です。我々人類はそのような宇宙の歴史の所産です。講義ではスバルやハップル望遠鏡で得られた映像なども紹介しながら現代天文学の描く宇宙の姿を学んでいきます。教 授 : 清水 善和専 門 : 生物学生物学Ⅰ・Ⅱ生物は、細胞や遺伝子など全てに共通する面(普遍性)と形態や生活など一つ一つ異なる面(多様性)をあわせもった存在です。それは進化の視点(歴史性)を入れることで統一的に理解できます。講義では生物の持つ3つの属性に着目しつつ、生命現象の基本的な仕組みや生物の生態・進化について学びます。教 授 : 持丸 真里専 門 : 生化学化学Ⅰ・Ⅱ 現代の豊かな生活は、化学に関連した様々な技術によって支えられています。この授業では、合成洗剤や遺伝子組み換え食品などを例に取り、科学技術の利便性と問題性の両面を見てゆきます。氾濫する情報の中で、現代の消費者に必要な科学的知識・認識を養うことが講義のねらいです。教 授 : 山縣 毅専 門 : 地球科学地球科学Ⅰ・Ⅱ 今、地球温暖化など地球規模の自然環境の変化が21世紀の大きな問題となっている。これらの問題に対処する手段、特に自然環境がどのように過去から将来において変化し、それが何に起因するかを推定する手段の一つとして地球科学がある。本講義では、地球科学による過去および未来の自然環境の推定方法を学ぶ。准教授 : 坂野井 和代専 門 : 地球物理学コンピュータ基礎・応用Ⅰ・Ⅱコンピュータ基礎・応用の講義では、コンピュータに慣れること、実用上役立つことを身につけるということを目標としています。特に応用の講義では、コンピュータが動く仕組みを理解し、その上で重要な、プログラミングについて概念と技術を学んでもらいます。教 授 : 小林 治専 門 : 日本文化日本文化基礎宮澤賢治の童話を精読する。賢治作品においては、賢治の比類無き想像力の飛翔によって夢見られたイメージや虚構が、その飛翔に相当した深い喪失感と内省を生み出している。そこに表現者としての賢治の修羅があるのであり、その修羅の実相を見ていく。教 授 : 鈴木 裕子専 門 : 日本文化日本文化探求ⅠA・ⅡA授業では、日本の古典文学をベースにして、〈今の私〉そして〈未来の私〉を考える契機をつくりたいと思います。『源氏物語』などの物語作品の名場面を読み解きながら、日本の文学・文化についての理解を深め、現代を生きる私たちが古典を読み継いでいくことの意味を確認し合いましょう。教 授 : 萩原 義雄専 門 : 日本語学日本言語文化理会Ⅰ・Ⅱ書記文字は、数千年の歳月を限りなく伝え続けてきた人類の文化遺産である。字書が成り、辞典が編まれ、これらを駆使して日常の生活基盤を養ってきた。この文字基盤とことばの類型を理解しながら、21世紀の情報最先端技術を導入しつつ、「故きを温ね新しきを知る」、日本語の書記文字世界を凌駕する。教 授 : 松田 直行専 門 : 日本文化日本文化基礎日本の古典芸能史を学ぶ。古代において芸能は、儀礼と結びついた「まつりごと」であり、また人々が生きていくことに欠かせない営みの一部であった。それぞれの時代に生きた人々の生活との関連を意識しながら、伝統芸能がどのように生まれ、現代までどのように受け継がれてきたのかを考える。教 授 : 湯浅 陽子専 門 : ITリテラシー コミュニケーション文化入門人間関係が悪くなる時は、自分が大切に持っている上質世界(願望)を相手に押し付けてしまう時です。相手も大切にしている独自の上質世界を持っています。様々な場面で必要とされる「コミュニケーション能力」は傾聴力と発信力。相手を尊重しつつ自分の伝えたいことを伝えられる、IT対応能力も備えた人になることを目指します。准教授 : 内藤 寿子専 門 : 日本文化日本文化理解ⅠB日本の絵本文化は、世界的にみても非常に水準の高いものです。講義では、『ぐりとぐら』などを分析しながら、絵本文化の特徴だけでなく、現在の子供達が直面している諸問題についても考えていきます。幼い頃に読んだ作品の意義をとらえなおし、その魅力を具体的に明らかにすることが講義のねらいです。教養教育科目 人文分野教養教育科目 社会分野宗教教育科目(文化学部門)(自然科学部門)教養教育科目 自然分野(日本文化部門)教養教育科目 人文分野教養教育科目 ライフデザイン分野准教授 : 別所 裕介専 門 : 宗教人類学仏教と人間人間社会の中で「仏教」が果たす役割は、これまでどのような変化の道のりを辿ってきたのでしょうか。また、グローバル社会に生きる私たちにとって「仏教」の現代的意義とは何でしょうか。本講義では、仏教思想の歴史と現在について、人間生活の具体像にしっかりと基礎づけながら考えていきます。115

元のページ  ../index.html#116

このブックを見る